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おにぎりが三角形の理由は?おにぎりの形は地域によっても違う

2018.11.15

「おにぎりを思い浮かべてください」と言われたら、三角形の形を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。コンビニで売られているおにぎりの形も、三角形の物が多いですよね。

では、一体どうしておにぎりの形は三角形の物が多いのでしょうか。理由は何?

そこで今回は、おにぎりの形が三角形の理由と、地域によって違うおにぎりの形・おにぎりの歴史についてお伝えします。

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おにぎりが三角なのにはスピリチュアルな理由があった

「今日のお昼ご飯はおにぎり弁当」と言われたら、あなたはどんなおにぎりの形を想像しますか?

ほとんどの人が、昔から食べ慣れている「三角形」のおにぎりを思い浮かべるのではないでしょうか。

日本でも、昔話に「おむすびころりん」という有名な話があるくらい、おにぎりは日本人にとってソウルフードとも言える馴染み深い食べ物ですよね。

この昔話に出てくるおにぎりも、れっきとした三角形です。

なんと、「日本最古のおにぎりの化石」が出現した町があります。

場所は石川県の旧鹿西町(ろくせいまち)というところで、この場所では弥生時代のものと思われる三角形のおにぎりの化石が出土したそうです。

このおにぎりの化石が発見された日が6月18日だったということから、この日は「おにぎりの日」と命名されました。

2000年以上も前から日本では三角形のおにぎりが食べられていたのですね。

このおにぎりの三角形、なぜこの形なのかはちゃんとした理由があるのです。

それは、日本において昔から「山」が神の宿る場所として神格化されていたということに関係しています。

つまり、山の形=三角形は神様の形であるとされていたのです。

おにぎりが三角の理由と三角形でない地域について

日本は、南北に細長い島国なので、地域によっては様々な違いがありますが、実はおにぎりの形についてもいくつかの違いがあります。

おにぎりといえば「三角形」が一般的で、全国的に見てもまんべんなく分布しています。
三角形の頂点が、山の頂上、つまり神様が宿る場所であると昔から信じられてきましたので、それが現在にも残り、三角形になったという説もあります。

江戸時代に入ると、歩いて旅をする旅人が旅の途中でも持ち運びしやすいということから、現在の正三角形のおにぎりになったとも言われています。

おもに関西地方で見られるおにぎりの形に「俵型」があります。
これは味付け海苔がちょうど巻けるサイズであるということから俵型おにぎりが広がったという説があります。

よく幕の内弁当のご飯が、この俵型になっていることがありますが、江戸時代に芝居が盛んだった頃、幕と幕の間の時間に食べる「幕の内弁当」に入っていたことが今に至っているとされています。

そして、九州地方では、丸型のおにぎりが主流という地域もあります。

こちらは、手のひらでコロコロと転がして作るシンプルな製法。
昔から、このような地域では、食べやすい丸型のおにぎりを庶民が日常的に食していたということが想像できますね。

他にも平べったい形や四角形のおにぎりというのも、存在するようです。

各地のご当地おにぎりを食べ比べしてみるというのも楽しそうですよね。

あなたのおにぎりは三角?おにぎりが三角の理由を調査してみた結果

日本各地に色々な形のおにぎりがある中でも、おにぎりは三角形という考えは根強く、自分でおにぎりを握る時も三角形と答える人がほとんどということから、おにぎり=三角形が一般的であるということが伺えます。

三角形に握るということは、握りやすさも関係していると考えられます。

おにぎりを普段から握り慣れている人は、何も考えなくても自然に三角形になっているという人がほとんどではないでしょうか。

しかし、「おにぎり」を知らない外国人に「おにぎりを握ってみてください」とお願いして作ってもらったおにぎりは、丸型や四角形など人によって違いはあったものの、三角形のおにぎりを作った外国人は1人もいなかったという事実はとても興味深いものです。

これには、手の構造が関係していて、普通にご飯を手で握ると自然と丸くなるらしいのです。

三角形にするためには、意識的に手の形を変えないといけないとのこと。

そして、丸型に握ったおにぎりと三角形のおにぎりでは、食べやすさにも明らかな違いがあります。

三角形のおにぎりはご飯がギュッと密着しているのでこぼすことなく食べることができますが、丸型のおにぎりは食べ始めるとボロボロと崩れやすく、キレイに食べられた外国人はいなかったのです。

このことから、おにぎりが三角形であるという理由には、握りやすさや食べやすさも含まれていると考えられます。

おにぎり?おむすび?海苔の状態と呼び方

「おにぎり」の呼び方には、別の呼び方で「おむすび」というものもありますよね。

どちらも同じものを指していますが、地域によって呼び方が違います。

「おにぎり」という呼び名は日本の大部分で使われていますが、関東から東海道にかけては「おむすび」と呼ばれています。

なぜ呼び名が分かれているのかは諸説ありますが、「おにぎり」は「握り飯」が転じて呼ばれたという説、そして「おむすび」は、山を司る神の形を表していることから三角形=おむすび型から呼ばれるようになったという説があります。

どちらも語源や諸説はたくさんあるので、真実ははっきりしませんが、おにぎり協会では、自分が呼びやすい呼び方で呼ぶということを推奨しているので、好きな呼び方で呼ぶことがベストですね。

おにぎりの歴史について

日本では、古代からお米を食べていました。

おにぎりの歴史も大変古く、それは弥生時代にまで遡ります。

紀元前1世紀頃、モチ米を蒸して固めたおにぎりの形の化石が発見されたことから、おにぎりの歴史はこの時代から始まったということが判明したのです。

なぜこの塊がおにぎりだと分かったかというと、人の指によって握られた痕跡があったからです。

この化石が見つかった当時は、「日本最古のおにぎり」と騒ぎになったようです。

そして、平安時代に入る頃には、貴族が自分に仕える従者にもち米を握った「屯食(とんじき)」をふるまったという話も残っています。

その後も、鎌倉時代はじめには、武士たちに、士気を上げるための大切な食料(兵糧)として梅干しを入れたおにぎりが配られました。

現在でも梅干し入りのおにぎりは定番中の定番というくらい普通にありますが、この鎌倉時代の梅干し入りおにぎりがきっかけとなり、全国に広まったと言われています。

このように、昔も今も変わらず日本人の食を支える物としておにぎり。
これからも進化しながら、私達を楽しませてくれそうです。

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