塗り絵に使う色から考察する子供の心理について
2018.5.18
塗り絵をしている子供が黒色ばかりを使っていたらなんだか心配になってしまいますよね。
ここでは、塗り絵に黒色ばかりを使う子供の心理をはじめ、色によって心理を読み取ることのできる色彩心理についてまとめてみました。
また子供が描く絵から読み取る注意が必要なポイントや、子供の絵の描き方で心理や知能までわかるという驚きの方法について紹介しているのでぜひ参考にして下さい。
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この記事の目次
塗り絵で黒色ばかりを使う子供の心理とは
子供が塗り絵をするのを観察していると、黒やグレー、暗い色を選ぶ子、黄色やピンクの明るい色を選ぶ子それぞれです。
また黒で真っ黒に塗りつぶす子もいますが心配はないのです。
心理学的にみてみましょう。
これは一つの例です。
黒色の絵の具を選ぶ子供のサイン
心に溜まったストレスやモヤモヤを黒色で表します。
良い子でいなきゃ、親に怒られる事を恐れている、親の過度な干渉やしつけが不安このような「恐怖や抑圧」という気持ちが含まれています。
その思いが強ければ強いほど、黒を使用する回数も増えます。
子供が黒で乗り物を塗りつぶす場合は乗り物を「お母さん」に象徴するといわれています。
うちの子がそうかも!と心配になりますよね。
ですがこれは子供の一つのSOSのサインとして受け止めればよいでしょう。
親がサインに気づけられたという点が一つポイントです。
無理に黒を使うのをやめさせたりする行為は逆効果です。
ストレスや悲しいことをうまく表現できず、泣いてしまうのが子供です。
泣きじゃくってその心を発散させるのです。
黒に塗りつぶすという行為はこれに似ているといわれています。
こうすることにより、心のモヤモヤを吐き出していると考えられます。
ですので、無理に黒をやめさせないで、「すごいね」「かっこいい」などと褒めてあげましょう。
少しづつ否定的な言葉から褒めの言葉に変えてあげることで子供の心に変化がみられるでしょう。
これは一つの例ですので黒を選ぶ子、塗りつぶす子が一概にこうとは言えません。ただ単に黒を好む子もいます。
塗り絵でわかる?子供の色彩心理とは
塗り絵で赤を選ぶ子供の心理は?
元気で活動的。
パワーがいっぱいでお母さんを困らすことも、ですが子供は元気が取り柄です。
乱暴な塗り方ですと少し黒に近いような愛情不足や不満があるサインの表れです。
塗り絵でピンクを選ぶ子供は幸せ?
色と心が連動されている証拠です。幸せな時を表す色です。
塗り絵で黄色を選ぶ子供はどんな子?
注目を集めたいとき、自己PRを表現する色です。
ウキウキしている時、親のことが好きという欲求が出た時に良く使われます。
塗り絵で緑を選ぶ子供はのんびりしている?
普段活発に動いてる子や、習い事をしている子に多く使われる傾向があります。
これは、のんびりマイペースでいたいということを表します。
塗り絵で青を選ぶ子は落ち着いている?
物静かで、集中力があるお兄ちゃんタイプが多いようです。
すこし落ち込んでいるときも青を使いやすいので心がけてみてあげましょう。
塗り絵で水色を選ぶ子供は寂しい?
寂しさや物足りなさを感じているとき、素直な子がよく選びます。
塗り絵で紫を選ぶ子供は我慢している?
素直に表現できず、我慢している傾向があります。
落ち込んでいることがあるけれど言えないといったような時によく使われます。
塗り絵で白を選ぶ子は神経質?
失敗を恐れている時に使われますが、正義感が強い子、完璧主義、神経質な子が選びやすいです。
なにか重荷になってないか、何かに怯えてないか様子をみてあげましょう。
塗り絵で黒を選ぶ子供は不安を感じている?
恐怖や不安、圧力をかけられている時。
無意識のうちのプレッシャーをかけていませんか。
たくさん褒めてあげましょう。
塗り絵に黒ばかりを使う子供の心理は、心配いらないケースも多い
うちの子黒で塗りつぶしている!なんて心配になるお母さんも多いと思いますが、心配いらないケースもありますよ。
ただ単に黒が好き
子供がお絵かきや塗り絵をしているうちに、書き方、塗り方を覚え始めます。
そして絵を描くことがあまり好きではない子は黒でぬることもあります。
黒で塗る頻度によっては心配はいりません。
好きな物が黒
好きな物や服、乗り物が黒。
例えば大好きなお母さんがいつも着ている服が黒だったら子供も黒が好きかもしれません。
お母さんの反応
子供が黒を選んだときのお母さんの反応がおもしろい。
面白いことを何度も繰り返しやる傾向があります。
集中力がある
黒以外にも、青や赤、一色で塗る場合もあります。
絵を塗るという楽しさのほか、筆圧の違いを楽しむ子もいます。
子供が描く絵から読み取る注意が必要なポイントとは
子供の表情
絵を描いてるとき子供はどんな表情をしていますか。
子供が書く絵の線
筆圧はどうでしょうか?弱い場合は不安や緊張がある場合もあります。
子供の絵の大きさ
自信がない子は大きな紙に小さく絵を書く傾向にあります。
幼児心理学者による、印象的な言葉です。
「子供が親の絵を描いたとき、その表情こそがあなたが子供に見せている顔」
自分の普段子供に接している対応がわかりますね。
子供の絵の描き方で心理や知能までわかるって本当?
複数いる人の中で1人だけ塗りつぶしていたり、みんなの絵を描いてと言っているのに1人の絵を描いたり、絵のお題にたいして違う絵を描く子はいませんか?
絵の描き方、色の使い方で子供の心理や知識がわかります。
描いた絵を見て知能を判断することができこれは発達障害や知的障害に関わる機関でよく使われています。
絵を描く作業には子供の成長の段階を表す行動がよくでます。
ある年齢までは自分のわかる知識を絵を描く作業で発揮してくれますが、描いた絵を見るだけではすべて判断できないのです。
心配事もつきませんが、子供の選ぶ色、塗り方で子供のサインに気づき、親もまた子供の接し方を見つめなおす良い機会になりますね。