ビザの種類は?アメリカ留学に行くときに必要なビザと手続き方法
2018.5.9
これからアメリカに留学したいと考えている人もいますよね。海外に行って自分の可能性を試したい、アメリカに行って自分のスキルを高めたいという夢を持っている人もいるのではないでしょうか。
アメリカに留学するときにはビザが必要になります。では、一体どんなビザが必要でどんな手続きをすればいいのでしょうか。
アメリカ留学をするときに必要なビザと手続きの流れについてお伝えします。
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この記事の目次
アメリカ留学をするときに必要なビザ
まず、アメリカに留学をするにはビザが必要になります。ビザとは渡航先の国が発行する査証になります。ビザは用途により異なり、アメリカに観光を目的に旅行するときには「ビザ免除プログラム」を使用して入国できます。目的が留学、学校に通って勉強する、となると観光とは違い、それ専用の査証と滞在許可が必要になります。
そのため、アメリカに留学したい方はアメリカ大使館に学生ビザを申請する必要があります。アメリカ大使館は、あなたが提出する提出書類の情報を元にして、あなたがちゃんと勉強する目的でアメリカに入るのか、入国させても大丈夫かを審査して、証明を発行します。
このビザですが、日本からの飛行機を降りて、イミグレーションエリア進み、審査官がいるカウンターで一人一人審査官から入国目的を聞かれるときに必要になります。そこで、審査官に「学校で勉強する」ことを伝えて、アメリカ大使館発行の査証「学生ビザ」と、学校から発行された入学許可書「I-20」を提出し、入国審査を受けることになります。
この入国審査を終えると、晴れてアメリカでの留学生活がスタートします。
アメリカ留学にはF-1ビザが必要になります
アメリカに留学するビザには色んな種類があります。語学学校や大学にはFビザ、専門学校にはMビザを取得します。また、誰が申請するかでもビザの種類が変わって来て、留学する本人が申請するにはF-1ビザ、留学する家族用の場合はF-2ビザと呼びます。例え留学する期間が1週間という短期間であっても、週18時間以上語学学校で授業を受ける、学ぶ場合は、学生ビザ、(F-1ビザ)が必要になります。
アメリカ留学のためのビザ取得には面接が必要
ビザを取得するには、一部の例外を除き、面接が必要になります。申請する際必要な書類をそろえたら、おのおのの大使館や領事館で面接を受ける準備をしましょう(申請者の居住地によって異なります)。なお、年齢によって(13歳以下、80歳以上)申請者の面接は免除されます。
ビザの申請に落ちてしまったらアメリカ留学はできない?
結果からいいますと、再申請することができるので、チャンレジはまたできます。1回目と比べると難しいケースにはなりますが、人によっては2回目で十分挽回できる可能性もあります。ただ、一度取得できなかった人を再申請して受からせることによって、「初めの移民官のジャッジを覆う=誤っていたと受け入れさせる」という意味にあるので、容易ではありません。
2度目にチャレンジする時、アメリカ大使館に渡す資料にも「1度目に申請したときと状況が変わったため、変化を証明する書類と一緒に再度申請するように」と書かれています。そのため、現状ではダメという意味になります。
しかし、それでも2度目にすぐ申請して、「あなたの場合はどうして1回目で落ちてしまったのだろうね」と、案外簡単に再申請が認められたり、いろいろ質問されると思ったら殆ど質問なしに許可がでるケースもあるようです。
ビザ発行までの手順
ビザ発行までの9つのステップ
- 入学願書を志望する語学学校へ提出
行きたいアメリカの語学学校を選び、ApplyESLの申し込みフォームを使用し、入学願書を志望する学校に提出する。 - 必要書類を志望する語学学校に提出
入学願書を学校に提出すると、学校側から連絡が来ます。学校側の指示に従って必要な書類を集め、提出します。 - 入学許可書(I-20)を受け取る
志望する学校があなたの入学を許可すると、学校側から入学許可書(I-20)が送られてきます。 - 学生ビザ(F-1ビザ)取得のため必要書類を揃える
- SEVIS費の支払い
- ビザ申請料を支払う
面接時に、申請料の領収書(レシート)を提出します。 - アメリカ大使館(または領事館)での面接の予約をする
アメリカ大使館ウェブサイトで申請料金の支払い方法が色々あるので、支払い方法を確認し、支払いを済ませる。大使館・領事館で面接の予約を取る。 - 大使館・領事館で面接を受ける
必要提出書類を確認し、大使館・領事館で面接を受ける。その際には面接官に全ての書類とパスポートを提出する。 - 学生ビザ尽きのパスポートを受け取る
学生ピザが付随したパスポートが郵送されてきます。
面接をする時の心得をチェック!
面接を受けるときの心構えですが、あなたにビザを発行するか、決定するのは領事です。ビザ申請にあたっては、あなたはその領事と面接をすることになります。
領事は、あなたが留学する意思があり、アメリカに移住する気はないという意思をあなたから確認する必要があります。
どうして領事が移住に関してそこまで意思確認をしなくてはいけないのか、それはいまでもアメリカは世界で移住したい国ナンバー1だからです。そのためか、不法移民も約1000万人以上といわれています。
なので、ビザ申請の面接において重要なのは、留学終了後、必ず母国に帰国することを説得力をもって伝えることができるかです。卒業後、アメリカに滞在するつもりがないこと、アメリカで働く意思がないことを領事にはっきりと伝える必要があります。
面接の時間ですが、あまり長くないので、短い時間で簡素に答えられる準備をしておきますよう。英語力は問われませんので、シンプル、簡単に答えることがポイントです。