合気道と空手、子供にどっちを習わせるかで迷っている方へ
2019.3.8
強い子になって欲しい!そんな願いから、子供に合気道か空手を習わせようと考えている親御さんも多いのではないでしょうか。
素人からみれば、合気道も空手も同じように感じてしまいますが、合気道と空手とでは全く違います。
その違いを知ることで、子供にどっちを習わせようかの判断基準にもなりそうです。
子供の性格も判断基準になりますので、どちらが子供にあっているのか体験させてみるのもいいのではないでしょうか。
子供が楽しんで取り組めることが一番です。子供に合う習い事を選んであげましょう。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
太ももに隙間ができない人は足が太い?太ももが太い原因と対処法
太ももに隙間ができないことで悩んでいる女性もいますよね。ほっそりとしたキレイな足にあこがれている女性...
-
テニス初心者への教え方は?まずはボールとの距離間を掴む練習を
大学のテニスサークルに入ってきた初心者の後輩たちに、どんな教え方がいいのかと悩んでいませんか? ...
-
空手は女子にもおすすめのメリットがたくさん!【子供の習い事】
子供の習い事はいろいろとありますが、空手は男子が多く習っているイメージを持っている方が多いと思います...
-
部活のキャプテンに向いてる人って?今日からキミがキャプテンだ!
部活のキャプテン。 どんな性格の子がキャプテンに向いてる人って言えるのかな? 運動部でも...
スポンサーリンク
この記事の目次
合気道と空手、子供にどっちを習わせようか迷った時の判断基準
男の子の習い事にサッカーや野球はメジャーですが、空手を習っている子も少なくありません。
精神的にも鍛えられる空手は強い子になってほしいという願いで習わせる人も多いでしょう。
ネットなどで空手について調べていると空手に似ている合気道というワードもチラホラでてきて気になってしまいませんか。
素人からすると空手と合気道は似ていて違いがあまりよくわかりません。
しかし、空手と合気道は全くの別物です。
空手
実際に自分の体を使い相手を倒します。
稽古で精神が鍛えられるスポーツのため忍耐力がつきます。
相手に打撃技をするので怪我のリスクが多くなります。
合気道
実際に体は使わずに相手の動きを見て、その動きに合せて力を利用し関節をひねったり、動けなくするようにする競技です。
空手のように打撃技はせず力学的なものを学ぶ競技です。
怪我のリスクが少ないです。
どちら習わせるか迷った時の判断基準はそれぞれの特徴と子供の性格にあります。
体が小さく病弱な子が強くなってほしいと思うなら空手がオススメですし、あまり攻撃したりすることが嫌いな子であれば合気道が向いているでしょう。
どちらも親が押し付けるのではなく、子供が楽しく通えると良いですね。
子供の性格でも合気道か空手かで判断がつく場合もある
子供の習い事に空手か合気道か迷った時は子供の性格や体の特徴とそれぞれの競技の特徴を照らし合わせると判断がつきやすいことはあります。
空手に向いている子供
体が同じ学年の子に比べ小さい細い子・赤ちゃんの時から病弱な子・精神的に弱い子・落ち着きがない子・体力が有り余っているようなヤンチャな子・戦いごっこが好きな子
空手は忍耐力がつき、そして精神面や体も鍛えられるため控えめな子が体を強くするため、そして逆に体力有り余るヤンチャな子が更に体力を使えたり忍耐力を養うために、どちらの要素を持った子にも人気ある競技です。
合気道に向いている子供
空手ほど激しい競技ではありませんが、あまり戦いが苦手な子にとっては合気道が向いているでしょう。
また試合がないため、マイペースな子にとっても良いかもしれないですね。
いざという時に力をそこまでいれなくても良い護身術が身につきます。
しかしインナーマッスルがきっちり使いながら競技を行いますので、体が全く鍛えられないわけではありません。
まだマイナー競技で知らない人も多い合気道ですが技術が高くその技1つ1つに魅了される競技です。
空手ではなく合気道を子供に習わせるメリット
合気道を子供に習わせるメリット
空手のように打撃技をするわけではありません。
試合がなくマイペースな子で戦いが苦手な子や内気な子が自信をつけるためにはとても効果のよい競技といえます。
試合がないので勝ち負けで判断するのではなく技の綺麗さ、体の適切な使い方を重視します。
合気道の技はもちろん、呼吸法が大切になるので実生活にも役立たせることができます。呼吸の仕方が綺麗ですとお子様自身の体の負担が減り随分と楽になり体も鍛えられるでしょう。
同じ武道でも柔道や空手といった競技との違いはここにあります。
これらはメリットは合気道ならではです。
まだマイナー競技ですが、この魅力を少しでも多くの人に感じてもらえたらなと思います。
子供に空手を習わせることで闘争心が鍛えられるが、合気道よりも怪我をする可能性は高い
子供に闘争心をもたせたいと願うなら、合気道よりも空手がおすすめと言えるでしょう。
合気道は怪我のリスクが少ないと述べましたが、怪我を全くしないというわけではありません。
それに比べ空手は相手の体に自分の体で打撃技をしますのでどうしても合気道に比べ怪我のリスクが高くなります。
しかし怪我を恐れていてはどんな競技やスポーツでもできません。
体を使った習い事をさせるために少々の怪我も覚悟で習わせましょう。
幼稚園だけでは体力が有り余ってる元気で戦いごっこが大好きなヤンチャな子の発散になったり、逆に体が小さく病気がちな子が体を鍛え強くなってほしいという目的で習うことが多いです。
それに加え精神面も鍛えられるなら一石二鳥ですね。
空手はオリンピック競技にもなりましたので、空手の人気はどんどん上がることでしょう。
合気道と空手、子供が始めるなら何歳からがベストなのか
習い事はそのものによって習い始める年齢の基準が異なります。
早くて3歳からできる習いごとがありますね。
合気道や空手の武道に関しては早く始めれば良いというわけではありません。
子供の意思能力がまだないこと・体に筋力がまだしっかりしてないこと・集中力に欠けてしまうこと
このような理由が挙げられます。
万が一3歳から始めても年齢に応じた稽古をすると思いますが、場慣れ、競技の雰囲気に慣れるということに関しては小さい頃から見ていることに越したことはないのですが稽古に関してはまだ早いというのが結論です。
一番はある程度稽古に体がついていける5~6歳、そして自分の意思で楽しく通えるようになってからでも遅くはありませんよ。
最終的には習う年齢の差ではなくその子のやる気次第です。
親も無理に通わせるのではなく、子供の意見を尊重し楽しく通えるようサポートしてあげてくださいね。
年齢が上がるに連れ、楽しさだけではなく向上心も芽生え始めてきて夢中になって通うようになります。