セルフでブリーチ後にカラーをするときの正しいやり方とは
2018.11.14
セルフブリーチカラーをするときにはどのような方法でどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
難しいと言われているセルフブリーチですが、ムラや痛みがひどくならないようにするには?セルフでするのもいいですが後ろはどうしても自分では見えないので、勘でするよりもお友達にやってもらうのもいいかもしれませね。
セルフでブリーチ後にカラーをするときのポイントやコツを紹介します。
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この記事の目次
セルフでブリーチをしてカラーをするときの手順
セルフでブリーチするのは難しそう
ブリーチとは髪の色素を抜く事です。
そこへカラーをすると発色が良くなり、綺麗な髪色に仕上がります。実際のところ、ブリーチしたいけれども、髪が傷まないか心配であったり、サロンや美容院で行うと値段が気になるという人も多いのでは無いでしょうか。
また、自分で行うと理想の仕上がりにならないのではないかと心配になるでしょう。そんな不安なあなたにセルフブリーチの方法をご紹介します。
意外と簡単にブリーチすることができます。是非、トライしてみましょう。
セルフブリーチの基本の手順
- ヘアクリップでいくつかに分けてブロッキング
ブロッキングしないで髪を染めると、ムラになってしまったり、上手に塗れない場合があります。ブロッキングは忘れずに行いましょう。 - ブロッキングした乾いた髪に、ブリーチ剤を付けていく
襟足から耳の上、頭頂部、分け目、最後は髪の根元という順番にブリーチを塗りましょう。髪全体に塗ったら、頭全体をラップで覆い、20分程度放置します。放置する時間は、ブリーチ剤の使用方法に記載されているのでシッカリと確認してください。ロングヘアの人は、ブリーチ剤が足りなくなる可能性があるので、2箱程度使うのがオススメです。 - 放置時間が終了したら、洗い流す
指定時間以上に長く放置しては行けません。しっかりと薬剤を洗い流し、最後にヘアトリートメントでケアして終了です。ヘアトリートメントは、ケラチンが配合されていものを選ぶと良いでしょう。
セルフブリーチ後のカラーで気をつけるコトとは?
セルフブリーチをした後
カラーに挑戦してみましょう。カラーをする際に気をつける事は、スピードです。
ブリーチしている髪は、キューティクルが壊れているため、色が入りやすくなっています。ブリーチしていない髪には、キューティクルがあるため、カラーはゆっくりと髪のなかに入っていきます。一方ブリーチした髪はキューティクルが広がり、壊れていることもあるため、とても早いスピードで染料が髪に浸透してしまいます。
ですから、最初に塗った部分と最後に塗った部分の間に、時間差が生じれば、色ムラが出来てしまうのも当然の事です。
また頭の場所によっては、染まりやすい部分とそうではない部分があります。これは、生えている場所によって、髪の硬さや太さが違う為です。細くて柔らかい髪は、染まりやすくなります。
また血管の通る場所によって体温が微妙に代わることも要因です。温度によってカラー剤の反応が変わってしまうため、ムラの原因になります。
髪の生えている部分によって、塗り分けるのは、セルフではとても難しい事でしょう。
セルフブリーチをしてカラーするときに役立つポイント
セルフブリーチ後に、カラーをする場合
ちょっとしたポイントで色ムラを防止することができます。
それは、カラーをする前に、髪の毛を軽く濡らしておくことです。本来であれば、髪の毛を濡らした上からカラーをすると、カラー薄まってしまうので色が出にくくなってしまいます。しかし、ムラができるのを防ぐことが出来るので、ムラが気になる人は、濡らして置くと良いでしょう。
ムラになってしまうと、濃い色と明るい色が混在してしまい、斑模様になってしまいます。ムラだけは、絶対に避けたいところです。ムラを避けるために、髪の毛を濡らしておくことで、塗った薬剤が伸び、一箇所に収集して浸透するのを防止することができます。
髪の毛を濡らす際は、思いっきり濡らさにように注意してください。水が滴るほど濡らしてしまうのは良くはありません。髪の毛に触れた時に軽く湿っている程度が理想的です。
カラーを塗る際は、手袋を着用しましょう。短いのであれば全体に手で塗っていくという方法でも構わないでしょう。しかし、髪の長い人は、全体に塗るのに時間がかかるため塗りムラになりやすい傾向にあります。ですから、クシやコームで整えながら、10分以内にすばやく塗るようにしてください。
カラーリングの放置時間は20分程度です。規定放置時間は使用方法に記載されているのでシッカリと目を通して時間を守りましょう。放置時間を考えると、塗るのにそれほど時間がかけられないという事が分かると思います。ですから、すばやく綺麗に塗ることが大切です。
また頭皮に近い根元は、体温が高くなるため、明るくなりやすい傾向にあります。根元が明るくなりすぎることの無いように、根元はカラー剤を薄く塗って調整しましょう。
セルフブリーチをしてカラーをした後はきちんとケアしよう
セルフブリーチ後はケアが大切
シッカリとトリートメントなどでケアすることが必要になります。
トリートメントもセルフで行う
特に、ブリーチやカラー後の毛先は、ダメージが大きくなっています。また毛先は、乾燥しやすく、痛みやすい特徴があります。ですから、効果的にトリートメントするためには、ダメージが大きい毛先にしっかりとトリートメントをつける事を意識しましょう。逆に、根元は、頭皮の皮脂が出ているため、付けすぎないようにしてください。
ブリーチやカラーの後は、薬剤で髪が痛んでいます。トリートメントを髪の内部までシッカリ浸透させるためにも、適度な時間をおいてから流しましょう。
出来れば、ヘアキャップやラップなどを使用して、髪をパックするとより効果的です。
トリートメントには、洗い流すタイプと洗い流さないタイプがあります。お湯で流すタイプのトリートメントは、流しすぎに注意が必要です。効果が薄れてしまいます。髪がぬるついたりしない程度に適度にすすぎましょう。
ドライヤーで乾かす際も、注意が必要です。熱は、髪のキューティクルにダメージを与えてしまいます。タオルドライの後は、洗い流さないトリートメントでコーティングし、髪を保護してから、ドライヤーを使用しましょう。
セルフブリーチやカラーを行った後の数日間は、しっかりと髪をケアすることが大切です。今後のカラーした髪をより美しく保つことに繋がります。
セルフブリーチをして髪が傷んだときの対処方法
セルフブリーチやカラーをした後は、髪が傷んでしまうこともあるでしょう。はじめのうちはトリートメントでケアできたとしても、だんだん伸びてくることで、根元の色が変わってきたり、傷みが目立って来る場合もあると思います。そのような時、どのように対処するのが良いのでしょうか。
髪が伸びてきた場合、根元だけ色が違うことが気になることもあります。そんなときは、伸びてきた部分だけを、明るいカラーで染めてみましょう。ブリーチしなくても、通常のカラー剤でかなり明るくする事が可能です。
根元の色が違うからと言って髪全体のブリーチを繰り返しては、髪のダメージがより酷くなってしまいます。ですから、伸びてきた部分だけをリタッチする方が髪のためにも良いでしょう。
髪が伸びてくるにつれ、毛先の傷みが目立ってきます。傷んだ毛は、なかなか伸びません。そんな時は、傷んでしまった毛は思い切ってカットしてください。
このような、こまめな作業が綺麗な髪色を保つためにはとても重要になってきます。
セルフブリーチやカラーを頑張った後は、しっかりとトリートメントし、その後の伸びて来た時の対処方法をこまめに行うことが、あなたの綺麗な髪を維持していく上で大切な事なのです。