日本語は難しい!外国人から見た日本語が難解な理由
2018.11.26
普段私達が話している日本語は、外国人の方から見ると難しいと言われますよね。
「日本語は世界一難しい言葉」という話を聞いたことがある方も多いと思います。
確かに、一つの言葉に対してもいくつかの表現があったり、相手によって使い分けをしたりという場合もあります。
では、実際に外国人から見た日本語の難しいところはどのような点なのでしょうか。
外国人が混乱しやすい日本語についてご紹介します。
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この記事の目次
外国人から見た日本語が難しい理由
国際化が始まっている今、外国人が日本語を話せる時代になってきました。日本語検定試験1級に合格している方もいらっしゃいますが、それでも外国人からしてみると、「日本語は難しい」と感じる人もいると思います。
ここでは、どうして外国人からみた日本語は難しいのか、理由を見てみたいと思います。
日本語と英語(フランス語やスペイン語も含む)に差がありすぎる
英語関連は、アルファベットが基本になりますが、日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字が存在しますよね。特に漢字は、中国人の方には簡単であっても、英語、フランス語、スペイン語を母国語にする方々にとっては、取得が中々難しいものとなってきます。
状況によって、言葉を変化させなくてはいけない
例えば、英語には、敬語のようなものが存在しません。でも、日本語には、敬語、尊敬語、謙譲語なども存在しますよね。
習慣なども違ってくるので、そこら辺が外国人には難しく感じるようです。
外国人にとって難しい日本語はシーンに合わせた使い方があること
母国語と日本語、両方話せる外国人の方にとって「これは難しい」と感じる日本語は、シーンによって異なってくる使い方なようです。
ある外国人の話ですが、日本人の方と結婚して、日本に住んでいるのですが、奥様の日本語を聞いていることもあり、旦那さんの日本語も女性っぽい話し方、女性っぽい単語の使い方になってきています。
基本的に問題はないのですが、男性っぽい話し方ではないので、完璧な日本語でもないですよね。一緒にいる人の日本語が移ってしまう、そんな感覚に陥ってしまうのでしょうが、外国人からしてみると、「ちゃんと日本語を学んでいるつもりなのに、難しいなぁ」と考える瞬間なのでしょう。
日本語は難しいと感じる外国人が悩む表現
母国語とは違う日本語を学んでいると、外国人からしてみると、「これは難しいな」と思う表現があります。実際、どんな表現が外国人からしてみると「難しい」と感じるのか、ここでみてみたいと思います。
- 似たような発音の単語
これは、日本人が外国語を学んでいても同じことが言えますが、例えば、「老婆」と「ロバ」の発音が似ていて、「どっちなの?」と悩む人もいます。また、「転勤」と「転職」のように、言葉が似ていると、「何が違うのかな?」と悩みますよね。 - 授受表現
誰々にあげる、くれる、もらう、難しい表現になると思います。誰が、誰にあげるのか、もらうのか、その表現方法が母国語とかけ離れていると、中々理解するのが、難しいですよね。
こうしてみると、日本語って難しいですよね。
日本語が難しいと言われる理由は他にもたくさん
外国人が日本語を習うのに、「これが難しい」と感じるには、他にも理由があります。ここでは、他の理由についてみていきたいと思います。
- 漢字、ひらがな、カタカナが絵を書いているように思える
中国人の方にとっては別だと思いますが、他の国出身の方にとっては、漢字、ひらがな、カタカナを書くことが「まるで絵を書いているようだ」と表現される方々もいます。
実際、日本人の人が外国語を学ぶ時も同じ感覚なのではないでしょうか。 - 単位が難しい
お茶は一杯、キャベツは一玉であったり、単位を覚えるのが難しいという一面もあります。日本語って深いですね。
日本語は世界一難しい言語と言われるが
世界には様々な言語が存在しますが、その中でも、日本語は難しい言語だと言われています。どうして、他の言語と比べると、難しいと言われるのか、ここでその理由を紹介していきます。
世界一難しいとは言いませんが、ヨーロッパで使われている言語は、似ていて、アルファベットベースなので、その言語からみたら、日本語は難しいと思います。
漢字、ひらがな、カタカナがあるとなると、日本語を習得していない初心者にとっては、中々難しいハードルとなってきますし、熟語となると、日本人にも難しいので、外国人にはもっと難しい分野になってくると思います。
「どれが一番難しい言語か?」と言われたら具体的な答えは見つかりませんが、アルファベットベースの言語からみたら、日本語の方が難しいと言えると思います。
日本語の習得は、実際外国人から見ると難しい
国際化が始まっているこの社会ですが、英語が話せる日本人だけではなく、日本語が話せる外国人も増えてきています。そんな、2カ国語を話せる外国人からみてみると、「日本語って本当に難しい」と感じる瞬間があると思います。
話している相手が女性だと、日本語がペラペラでも、女性っぽい日本語を話してしまいますし、書くとなると、最初は「なんだか絵を書いているみたいだ」と感じることもあると思います。
アジア圏内の方は別として、母国語がアルファベットがベースの方たちは、大きなハンデがあるので、気にせずに、自信を持って学んで欲しいと思います。
日本人でも「これは難しい」と思うことを外国人が学んでいるのですから、学んでいる自分を褒めてあげて良いと思います。