最近変わってきている?ペットの種類の割合を徹底調査
2018.7.28
ペットの種類の割合って気になりませんか?やっぱり一番多いのは犬?不動の第一位なのでしょうか?
しかし最近ではその割合に変化が見られてきています。割合が変わった理由とは今のペット事情についてご紹介いたします。
また日本だけではなく、世界のペットを飼育する割合やその種類なども調べてみました。ちなみに爬虫類も根強い人気があるようです!
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この記事の目次
ペット種類の割合は?人気で定番のペットと言えば?
人の疲れた心を癒してくれるペット
いつの時代も人気ですが、最近はランキングに少し変化があるようです。
ペットの中で不動の人気を誇る動物は「犬」!というのが長年の暗黙のランキングだったと思います。
最近は僅差ですが、「猫」の人気が高まっているということです。
以前、「猫鍋」といって猫が鍋にかわいく収まる写真集が爆発的に売れました。
中には猫のアイドルもいたりして、猫ブームは急速に伸び続けています。
こうした猫の経済効果は、留まるところを知らず年間2兆円にものぼるそう。
猫は犬と違い、散歩を必要としないので、家で気軽に飼えるというのも人気の理由ですね。
もちろん犬も、まだまだ人気のペットです。
日本人にとって、ペットの歴史が一番古いのが犬ということもあり、日本人にとって犬は特別な存在と言ってもいいでしょう。
その次には魚、鳥と続きます。
どのペットも、人にとって大切なペットであることは間違いないですね。
ペットの種類の割合が近年、変わった原因とは
最近では猫の人気が高まる一方で、犬の飼育数が右肩下がりで減少傾向にあるといいます。
猫の飼育数が、過去4年で4%増えたのに対し、犬はというと、13%の減少というデータが出ているのです。
この理由として、一番大きいのは犬の飼育の仕方にあると言われています。
犬を飼育するとなると、毎日の運動は欠かせないため、散歩は必須です。
そして、外に連れていくともなればしつけも当然しなくてはいけません。
それに加えて、毎日数回のエサやりなど、どうしても手間がかかってしまうのは仕方がないことです。
これらの手間が面倒という理由で、世帯数は増加が続いているなか、犬の飼育数は減少傾向にあるということです。
確かに、猫はマイペースで気ままに生活できるので、散歩の必要もないですね。
負担があまりないということも、猫の人気の一因と言えるでしょう。
世界のペットを飼う世帯の割合と種類について
世界でペットの飼育率が最も高いのは、意外にも「中南米」なのです。
特にアルゼンチンやメキシコ、ブラジルでは、7~8割もの人がペットを飼育しているとのことです。
日本はどうなのか気になりますね。実は、アジアはペットの飼育率が低く、日本は37%という結果でした。
そして世界的に見ると、ペットとして人気なのが「犬」で、約3人に1人が犬を飼育しているということになります。
次に、猫、魚、鳥という順番で続きます。
最も犬を飼っている人が多い国は「アルゼンチン」で、66%もの家で飼育されているようです。
10人のうち6~7人もの人が犬を飼っているとは驚きです!
アジア3国は、ペット飼育率が低い国として位置付けられていますが、ペット関連用品の市場では、アジアは重要な位置にあり特に中国やインド、中南米に注目が集まっています。
ペットフードを見てもわかるように、いまやペットの体格や年齢にまで応じたペットフードがたくさん出ていますよね。
所得の増加も影響し、ペットにはペットが必要な栄養素を与えるという認識が広まってきたということがわかります。
今はペットとして爬虫類を飼育するのも人気
ペットショップでも見かけることが多くなった爬虫類
ペットとして飼育する人も多くいるようです。
なかでも、「ヤモリ」が比較的飼いやすく人気のようです。
ヤモリ?と思う方もいるかもしれませんが、昔の民家にいたようなヤモリではありませんのでご注意を!
特に、「レオパード・ゲッコー」と海外で呼ばれているヤモリは、日本でも略して「レオパ」とも呼ばれ、特に飼育がしやすいと人気です。
飼育するにも用意するものは、「ゲージ」は最低限必要ですが、あとは隠れ家となる「シェルター」や、寒いのが苦手なので「ヒーター」などです。
「ヒョウモントカゲモドキ」という種類のレオパは、実はまぶたがあるので、まばたきをするのですが、その仕草がかわいい!と人気です。
また、頭も良いので、トイレを覚えてくれるというところもあります。
ただ、飼育する際の注意として、エサが「コオロギ」なので、それを別に保管するか、もしくは飼育しなくてはいけません。
また、爬虫類は感情がないので、飼い主に慣れることはあっても、犬や猫のように、飼い主に愛情を示すことはないということを知っておく必要があります。
ペットは家族!しかし高齢者のペット飼育が問題に!
現在の日本では、核家族化が進み、世帯数も増加しています。
その中で、ペットは家族という考えも一般的で、特にその考えが強い傾向にあるのが、高齢者、そのなかでも一人暮らしをしている高齢者と言えるのではないでしょうか。
日々の生活の中で話相手がいない寂しい時間に、ペットがいたら「家族」としてその存在がどれだけ心を満たしてくれるのかは想像できます。
でも高齢化社会の現在は、飼い主が高齢であれば飼いたくても飼い続けることができない、というケースも増えてきています。
またこの問題は、どんどん増加の傾向にいくでしょう。
もし飼い主が入院したり亡くなってしまった場合、ペットは行き場を無くしてしまいますが、こうした問題を解決するための新しいビジネスも生まれています。
もし自分(飼い主)がペットの面倒を見られなくなった場合、その後の飼育費を信託銀行に管理してもらうという仕組みです。
こうしたビジネスの動きは、ペット保険会社にまで広がりを見せつつあるということです。