カメムシが大量発生して困る!臭いカメムシの予防対策について
2018.7.18
毎年のように大量発生するカメムシ。身の危険を感じると臭い臭いを発する事は有名ですよね?私もそれは知っているので見つけても刺激しないよう細心の注意を払って処理しています。未だその臭いがどのような感じなのかを知らずにいます。
ですがものすごい悪臭を放つといわれているので知らずに刺激してしまっては困った事になりかねませんよね。
カメムシはどこからやってきたのか家の中で登場することもあり、その度に我が家は大騒ぎです。そんなカメムシの駆除や防止対策についてご紹介します。
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この記事の目次
カメムシが大量発生してしまった時の対策方法とは?
カメムシ対策
カメムシ類は種類は多いし、発生場所が多岐に渡るので発生場所を特定するのは難しいです。発生場所がわかっても、その草や樹木を刈り取ってしまうなどしないと発生を繰り返すので根本的な解決が難しい害虫です。対策は室内へカメムシを入れないように「侵入防止対策」が最も有効です。
カメムシの駆除方法
春先は、晩秋の越冬時期になるとカメムシは建物のすき間を見つけて侵入します。室内に侵入する前に壁や窓に止まります。日当たりの良い壁面に止まることが多いです。あらかじめ壁面などに殺虫剤を処理し、処理面にとまったカメムシを駆除し、室内へ侵入するのを防ぎます。
洗濯物のカメムシ対策
カメムシが大量に発生して飛んでくる時期は洗濯物にカメムシの臭いやフンがついたり、洗濯物と一緒に室内へ入れてしまう可能性があります。取り込む際はカメムシをそっと払ってから洗濯物を入れましょう。大発生の時期は外で干すことは控えましょう。
カメムシの大量発生で家への侵入を防ぎたい!予防対策について
家の敷地全体に!
カメムシ駆除の第一歩はカメムシが来たくない家、建物にすることです。そのためには窓や出入り口を中心に、外の外壁に虫用スプレーをしてカメムシが寄り付かないようにしましょう。虫用スプレーには一瞬で退治できる即効性が高いものと、長い時間を持続するタイプのものがあります。
外壁にスプレーして1週間~2週間が効き目が持続します。雨が降った場合は効き目が薄れてしまうので晴れた日にスプレーをし直しましょう。
玄関のすき間や窓枠からカメムシが進入するのを防ごう
カメムシは2ミリのすき間があると家の中に侵入します。暖かい家の中に入り冬を過ごす習性があるので、寒くなる前にカメムシが入ってこないように窓のサッシや玄関などにスプレーをしておきましょう。
ミントの香りは害虫が近寄らなくなるアロマとして有名です。無農薬を使いたい場合はミントのアロマオイルを水で薄めて使うようにしましょう。
カメムシが大量発生!臭いがついてしまったときの対策方法
カメムシは梅雨時期の6月頃に卵をうみ、7月くらいから少しずつ発生し、9月から11月の空きに大量発生します。越冬のために住みやすい場所を家の中に入ってきます。
カメムシは危険を感じると悪臭を放つ習性があります。触ったり刺激を与えず驚かさないようにしましょう。たまに掃除機で吸う人はいますが、掃除機の中でカメムシが悪臭を放ち掃除のたびにカメムシの臭いが充満するようになり、掃除機を買い換えると悲惨な思いをすることもあるので、絶対に掃除機では吸わないようにしましょう。
カメムシの悪臭が付いた場合
カメムシは危険を感じた時に臭いを発し、敵を攻撃したり、仲間に危険を知らせます。カメムシの臭いの原因は、トランス-2-ヘキセナールという成分で親油性で油に溶けやすいものです。手についた場合は、オリーブオイルやサラダ油で一度手をこすり、石鹸で洗うと臭いが和らぎます。
家具についた場合は柑橘系の中性洗剤で拭き取るといいです。場所が特定出来ない場合は部屋の中に柑橘系のスプレーを撒くと1週間程度で臭いがなくなります。
カメムシが毎年のように大量発生している!カメムシの活動期はいつ?
カメムシを一度目にすると立て続けに目にしませんか?
カメムシの活動期は?カメムシは冬の時期気温が低くなると冬眠し、春になり暖かくなると繁殖期になり活動を始めます。地域や生息する種類によって違いがあるようです。
カメムシの活動期
- クサギカメムシ(ほぼ日本全土に生息)4月・9月
- スコットカメムシ(東北北部や北海道に生息)5月・10月~12月
- マルカメムシ(北海道以外の各地に生息)4月・10月
日本各地に生息しているカメムシの種類は1150種類もいます。しかも新しい種類のカメムシが発見され続けています。私は緑と茶色のカメムシしか見たことがありません。
調べてみたところ、緑・褐色・黒・赤・色んな模様付きと、色々な色のカメムシがいました。幼虫から成虫に成長することで変化するようです。
カメムシが大量発生するのはなぜ?
カメムシが大量発生する原因
- 空き地や放置した畑にあるカメムシが好きな植物がある
- 戦後の造林による影響
空き地や畑
空き地や放置された畑にはカメムシが好きな植物がたくさん生えています。特につる性の植物の葉の裏に卵を産み付ける習性があります。このような葉が生えている公園などがあるとそこから大量発生する可能性もあります。
造林による影響
戦後日本は復興と森林作りとして「杉」や「檜」と大量に植林してきました。この杉や檜はカメムシの大好物です。植林が増えるとどんどんカメムシが増えたと言われてます。ちなみに花粉症の人が増えている原因も、この造林が影響していると言わています。
カメムシが大量に発生する?
スギ花粉の多い年にカメムシが大量発生することがあります。
このように大量発生したカメムシは秋頃になると冬眠の準備のために、すき間や割れ目、日当たりのいい場所を選んで飛んでくるので、秋になると大量に目にするのです。