お茶を美味しく淹れるにはお湯を沸かす時間も気をつけて
2018.5.24
お茶を美味しく飲みたい!そんな時はお湯を沸かす時間や方法にも注意をしてみてください。
お茶の淹れ方に気をつけている方はいると思いますが、お湯の沸かし方にまで気をつけている方は少ないのではないでしょうか?
実はこのチョットした事でお茶の味は変わるんですよ。お茶がイマイチ!という方はぜひこちらを参考にしてみてください。
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この記事の目次
お茶を美味しく飲むには?お湯を沸かす時間や方法について
お茶を美味しく飲むためにまず行うことは、美味しいお茶選びももちろんですが、お湯を沸かすところから始まります。
ヤカンや電気ポットなどに入れる水は、水道の水を入れる方が多いと思います。
その時、蛇口をひねってすぐ出る水ではなく、少しの間水を出しっぱなしにして、水道管に溜まっていた水を追い出してから、ヤカンに入れてください。
そうすると、カルキ臭が薄まります。
ミネラルウォーターや、浄水器をお使いの方はこれについては気にしないで下さい。
ただし、ミネラルウォーターで入れる際は、「軟水」のものを選んでいただけると、美味しいお茶をいただくことができます。
次に、水道水をヤカンで沸かす方についてですが、お湯が沸いたらフタを取って、弱火にし、5~6分ほどカルキ抜きしてください。
ちなみに、フタをはずさずに沸かし続けてもあまりカルキ臭は抜けないそうです。
この時、言うまでもありませんが、フタは熱くなっていますので、くれぐれも取り扱いにはご注意ください。
電気ポットの場合は、カルキ抜きの機能を備えているものが多いので、手間も掛からず便利です。
お茶を入れるお湯を沸かすのに、また時間を置いて冷ますのはナゼ?
「お湯が沸いたから、ヤカンからすぐ入れよう。」
それはちょっと待ってください。
沸かしたての熱いお湯ですと、茶葉の渋みが出すぎて、渋すぎるお茶になってしまいます。
少し時間を置いて、適温にしてから入れるのが良いでしょう。
その一番のオススメの方法は、「お湯を湯飲みに入れてから、茶葉を入れた急須に入れる。」です。
この時、茶葉がお湯を事も考慮して、湯飲みの9分目くらいの多めにしましょう。
ただし、この時飲むお茶が、番茶やほうじ茶、玄米茶の時は、お湯が熱いほど美味しくなるとされていますので、冷ましたり、温度を気にしなくて大丈夫です。
他にも、お茶の種類によって、適温は異なります。お茶の種類とそれに合った適温は以下の通りです。
- 番茶、ほうじ茶、玄米茶…95℃
- 煎茶…90℃~95℃
- 上級煎茶…80℃
- 玉露…60℃
お茶の種類によっても沸かす時間が違います!~麦茶の場合~
お茶の種類の中で、日本茶以外によく飲むお茶といえば、麦茶もありますね。
「いつもは水出し用を買っているのに、間違えて煮出し用を買っちゃった!」
そんな時は、あわてず、煮出した麦茶も楽しんでみましょう。
やり方も意外と簡単ですよ。
- ヤカンで沸騰させたお湯に麦茶パックを入れ、渋みが出ないように弱火にして、3分ほど煮出して火を止めます。
- そのまま5分ほど置き、菜箸などで麦茶パックを取り出し、フタをしたまま冷まし粗熱を取ります。
急いでいる場合は、ヤカンの上から水で冷やすなどしても良いでしょう。 - 耐熱タイプの麦茶ポットに移し変えて、冷蔵庫で保存します。
一方で、水出しタイプの麦茶は、麦茶ポットにお水とパックを一緒に入れるだけで簡単に出来ますが、少しポイントなのが、「程よくお茶が出たら、パックを取り出す事」です。
味が濃いのが苦手な方は、取り出しているかと思いますが、中には「取り出すのが面倒だから」と、そのままにしている方もいらっしゃると思います。
ですが、麦茶パックを水に入れたままにしていると、腐敗の速度が早まってしまうそうです。できれば、取り出しましょう。
ちなみに、麦茶の賞味期限は、水出しの場合ですと、冷蔵庫保存で3日ほどだそうです。
煮出しは少し長くて、冷蔵庫保存でも4日を目安に飲みきってください。
今人気のルイボスティーの煮出し時間は?
日本のお茶以外にも、今人気なのがルイボスティーです。
ノンカフェインなので、妊娠を機に飲んだことがあると言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ルイボスティーは、ノンカフェインなだけでなく、老化を防ぎ、美容に良いとされ、出産後にも愛飲されている方も多くいます。
そんなルイボスティーの煮出しは、このように行ってください。
- ヤカンでお湯を沸かす。
- 充分に沸騰させたところで、ルイボスティーを入れます。
- フタは閉めずに、すぐ弱火にして、10分ほど煮出します。
- 火を止め、フタをしてそのまま10分ほど置き、蒸らしたら、完成です。
売られているルイボスティーの中には、水出しタイプもありますが、よりルイボスティーの効果を得たい場合は、煮出しタイプをオススメします。
お茶の味にはこだわらず、沸かす時間を短縮させたい方は電子レンジを!
お茶の味にはこだわらず、手軽に飲みたいと言う方は、電子レンジをご活用ください。
電子レンジを使えば、沸かす時間も短縮できます。
やり方はとっても簡単、水を電子レンジ対応のコップに入れて温めるだけです。
温める時間は、水の量やワット数にもよりますが、一般的な600Wでしたら2分ほどで温まります。
出来上がりが「ぬるい」または「熱い」などありましたら、設定の時間を調整してみてください。
また、電子レンジで水などの液体を温める時は、「突沸現象」が起こるときがありますので、ラップに少し隙間を作るか、爪楊枝などで2~3箇所穴を開けると、その危険を軽減させることができます。