大学院生のバイト事情について。文系の場合の体験談
2018.4.28
大学院生は忙しいというイメージや、金銭的に余裕があるのでバイトはするの?と思われていることが多いようです。
文系の大学院生はどんな生活を送っているのか聞いてみました。
気になる学習面や生活面などを教えてもらいました。
また、大学院とはどんなところなのでしょう?
大学院に進もうと思った事情もあわせて紹介します。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
クラス替えでぼっち中学生にらないための対処法!あるあるネタも
中学校のクラス替えでぼっちにならないか不安を抱えている人もいますよね。仲のいい友達と離れ離れになって...
-
大学入試の面接・入室から退室までのマナーと押さえて起きたい事
大学入試の面接を控えている受験生の皆さんの中には、面接のことを考えて今から緊張しているという人もいま...
-
高校のお弁当作りは大変簡単にお弁当を作る方法や時短テクニック
高校生のお弁当は量も多くて毎日作るのが大変ですよね。おかずを毎日変えるのも一苦労です。 だから...
-
好きな人に近づきたい!違うクラスでも話しかける方法やポイント
違うクラスの好きな人に話しかけるにはどうしたらいいのでしょうか? 好きな人のクラスにお友達がい...
スポンサーリンク
この記事の目次
文系の元大学院生に聞いてみた!バイト事情とは?
二つのケースを紹介します。
文系大学生のバイトは学会運営の補助(日当約7000円位)
大学院生のバイトと言えば学会運営の補助になるのではないでしょうか。
実際に何をやるかというと、会場をセッティングする、当日の受付、質疑応対時のフロアへのマイク渡しなどになります。
学会によっては、お弁当がでたり、懇親会に出席、珍しい例としては、国際学会に出席したフランス人研究者とご家族を空港までホテルまでエスコートすることもあります。
学会運営の補助は、一日がかりのバイトなので、終った後はバタンキュンとヘトヘトになりますが、研究者と出会えるチャンスがあったり、オプションで考えられるメリットも多いバイトになります。
文系大学生のバイトは学術雑誌の編集(収入はケースによる)
学会運営の補助と並んで、学術雑誌の編集も大学院生がやっているバイトの一つになります。
新刊書や論文に目録をつけたり、掲載予定の論文を素読みしたりと、業務内容は雑誌によりけりです。
このバイトは自分から進んで志願するより、研究室から依頼されてその都度行う作業のようです。収入はケースによりけりですが、一度の業務で1万円を超えることはほぼ無いようです。
文系大学院生のバイトの回数や学業面について
大学院で人類学を専攻をしている方もいると思いますが、文系の大学院生がどのような生活をしているのか、ここで紹介したいと思います。
文系大学院生の学業面について
授業が週に3日入っており、あまり忙しくないのかな?と思われるかもしれませんが、そうでもありません。1週間の授業数は8コマほどですが、全てが少人数制、5名程度なので、学部生とは違い、よくコメントを求められます。また、課題もあり、大学院に入学して英語で論文3本を毎週提出しています。ですので、時折眠れないこともあります。
文系大学院生に生活面やバイトについて
ある方は週に2回、多いときは3回していますが、大学院生にしては多いほうになります。某男子大学院生はカフェでアルバイトをしており、アルバイト終了後に店内で課題をしているようです。サークルには入っていないようですが、課題をスムーズにやりこなせれば、両立することは可能だと思われます。
文系の大学院生はバイトをやる暇がないほど忙しい?
大学と大学院は何が違うのでしょうか?
大学は勉強し、大学院は研究する、と一般的には思われがちです。
- 勉強とは、新しい知識や知恵を獲得すること。
- 研究とは、新しい知識や知恵を発見すること。
実際、大体は文系卒業生は、学位を持って社会人になります。大学院はその延長コースです。
いずれにせよ、大学、大学院ではその分野での学位を獲得しなくてはいけません。
ここで強調したいのは、それぞれの専門分野で知ってきたことを壊し、新しい物事を発見する。その研究を強く希望する方だけが大学院へ進学しましょう。
大学院という選択をした経験
ある方は、大学学部時代終番に、就職活動をしていたときに、疑問に思うことがありました。それが、文系の採用の殆どが総合職であり、初めから専門職につく選択肢はあまりなく、具体的にいうと、営業職のような仕事が一番多く、コミュニケーション能力を企業側は求めていました。
今までの経験をアピールすれば、それなりに人事の食いつきは良いし、これまでがんばってきたことをアピールできます。本当に自分が体力とコミュニケーション能力を使った仕事をしたいのか。営業という仕事に魅力を感じていましたが、それを一生の職にしたいとは思っていなかったようです。
大学院という選択肢を選んだからには、勉強を最優先にし、本業を忘れず学業に励もうと思います。自分が選択した世界で自分の本業をしっかりとこなし、その上でプラスアルファをする。それこそが良いことだと思います。当たり前ではありますが。
大学院生は忙しい!?
大学院生が忙しいとはどういうことなのでしょうか。
大学院の大学院生がの先生や先輩によく言われました。「大学院は忙しいよ」と。
その意味が最初はよくわかりませんでした。授業のコマ数は大学より少なく、実習があるといっても毎日ではありませんし。卒業論文も書いているので大体の研究の内容もわかります。忙しいといわれて、どういうことなのか不安になりました。
「眠れない位忙しいのか」
入学前はビクビクしていましたが、実際どうだったかというと、授業が始まって単位は30単位くらい。
1日に1・2コマほどで「意外に時間がある」と思っていたら、授業の予習、次の授業は復習しないと覚えられない、学会でポスター発表、レポート提出、授業レジュメが自分担当。
こんな感じで、色んなことが同時に進んでいく感じになります。研究もやればやるほど、どんどん調査内容が増えてきます。