性格は変わらない。本質も変わらない。でも行動は変えられる
2018.11.24

性格は変わらない。本質なら、なおさら。
でも、自分のことを一言で表すことができますか?
人間は状況によって『〇〇な自分』を演出することがあるでしょう。
もし、今の自分に疑問があるのなら、自分がどんなふうになりたいのかを考え、そのイメージの行動をするようにしてみては?
人格・性格・本質は変えられなくても、行動を変えることはできるでしょう。
行動が変われば運命が変わります。
もちろん、変えられるのは自分だけ。
他人を変えることはできません。
でも、変化したあなたに相手が影響されることがあるかもしれませんね。
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この記事の目次
性格は変えられる?変わらないのは本質?変えるのではなく演じてみる
生まれ持った自分の性格を好きになれないということもあるかもしれません。
ですが生まれ持った自分のことを心から好きになってあげられるのは自分だけです。
では自分の性格や本質、信じるものを曲げないままになりたい自分になるにはどうしたらいいかということですが、それにはなりたい自分を演じてみるというのが効果を持つと思います。
自分が思っていないことを口に出したり、そうした振る舞いをしたりということは無理して行ってはいけません。
では自分が思ったとおりになるように他人を動かせばいいかというとそれにも無理があります。
あなたにこだわりがあるように相手にもこだわりがあるからです。
では選ぶ言葉や表情などのアウトプットを変えてみてはいかがでしょうか。
あなたにとってなりたい自分を確立することも難しいかもしれませんが、まずそこを確立してしまわなければ演じる土台もありません。
なりたい自分は憧れの人物でもいいと思いますよ。
性格は変えられる。変わらないのはやっぱり本質
性格は表面上ならば変化させることが出来ると思います。
自分とは違う考え方を持った人と日々暮らしていくのが人間です。
家族でさえも全く違った考え方を持っていたり、ということもあります。
そうした中で変えていけるのは接し方です。
自分の性格を演出することで相手と接しやすくしていくことは出来ると思います。
ですが本質という部分はやはり変わりません。
あなたが生まれ持ったものであり、経験や知識として培ってきたものも含めて本質というのはいうなれば変えてはいけないといっても過言ではありません。
人間はそれぞれ別の脳みそを持った別の個体です。
家族であっても、血がつながっていてもそれは揺るぎない事実です。
どれだけ相手を大切に思っていたとしても、あなたの本質は他人に理解されるものではありません。
では理解をされないからといって無碍にしていいかというとそういうことでもありません。
あなたのことを100%わかってくれる人はこの世に絶対いませんが、99%まで理解しようと努力してくれる人というのが必ず現れるはずです。
そしてもしあなたが今、そんな相手を見つけられていないのだとすれば、あなた自身が相手のことを99%まで理解する努力を放棄してしまっていたりするかもしれません。
持って生まれた性格や気質を本質から変えることはできない。変わらないのが人間
親戚間などで祖父や祖母の話になったら昔から変わっていないというような言葉を聞くこともあるかと思います。
知人にそういった評価をくだされているのはやはり人間はそう簡単には変わらないからです。
本人の考え方というものは多くは生まれ持ったままの状態を保ち、変化するとすればそれは本人が衝撃を受けた何かしらの出来事が人生のうちにあったからです。
その衝撃を受けた何かしらの出来事というのがその人にとって気付きとなったということになりますが、命が絶えるまでそれに気づかないかもしれません。
もし大きな出来事があったなら命が絶えるまでに気がつけたことを前向きに捉えて人生に取り入れてみるのがいいかもしれません。
生まれてすぐに孤独をしる人もいれば、それがお年寄りになるまで体験しない人も居ます。
骨を折ったこともなく健康に人生を終わらせる人もいれば、元気に怪我をしながらも生きていく人も居ます。
本質は変わらなくてもそういった経験で気づくことにより、自分や他人との接し方を学んでいくのです。
性格は変わらないという調査研究結果もある
性格は変えられないと研究結果を出した学者さんも世の中にはいるようです。
そうした結果を下してしまうのもまたその人の本質といえます。
本質を変えられなくても人間は日々考え、心が何かしらの変化をもたらしています。
本質は変わっていなくても人は常に変化し続けているのです。
人間の本質という部分は考え方に大きく反映されます。
例えば交通事故に遭ったことのない人のことを想像してみましょう。
交通事故に遭ったことがなくても信号を守るという人はたくさんいます。
想像してみると頭の中ではきっと、
『信号を待つ時間がもったいないな』(本質)
↓
『でも待たないと轢かれて痛い目を見るかもしれない』(経験や知識)
↓
『青信号まで待っておこう』(考えた結果の接し方)
というような流れがあると思います。
こうしたちょっとした思ったことなどはどんどんと通り過ぎて自分が覚えていないなんてことが多々あることです。
ですがスタートの発想はせっかちなイメージを持ちますが、その後の対応で違ったイメージを持てます。
コミュニケーションでも同じことがいえると思います。
最終的にどんな接し方をするかで性格が変わったように見えますね。
人間は自分に都合の良い情報だけを取り入れる
人間は認知バイアスと言う機能を持っていてそれは、自分にとって都合のいい情報だけを取り入れてそれ以外を例外として処理する、という機能です。
この機能には自分にとって都合のいい解釈をすることで『これまでの自分の考えは正しかったのだ』と思わせる機能があります。
ですがこの機能は使い方を間違えるとなかなかに厄介です。
例えばAくんは信仰している宗教があり、Bくんはそれに特に興味がなかったとします。
Aくんは信仰していう宗教の教祖から『大きな地震が起こる』よいう予言を聞かされ、それを防ぐために必死に祈っていました。
Bくんはそんなことに興味もないので地震の予言すら知りません。
結局地震は起きませんでしたが、Aくんには『自分の信仰している宗教が祈りを捧げることで地震を防いだ!自分の信仰している宗教は正しかったのだ!』という体験ができます。
Bくんからすれば何の変哲もない『予想が外れた教祖の居るいい加減な宗教』ですが、Aくんには『教祖様は正しく、自分の祈りも教祖様の役に立つ正しく良い行いなのだ』という認知バイアスがかかります。
認知バイアスによって宗教信者たちが、信者でないBくんたちとは逆の結論を出すに至っていることに気が付きましたか?
そうしたバイアスは日々私達にもかかっています。
自分の都合のいいように世の中を解釈し、心地よい精神環境を作って生きているのです。
悪いことではありませんが、行き過ぎると怖いことになりそうなことも想像がつきますね。
自分がどんな状態にあるのか、そして底からどうなっていきたいのかということをしっかり掴んで自分とも他人とも程よい距離で付き合っていけるといいですね。