子供を無視することで与える悪影響とは。無視とスルーの違い
2018.11.23
子供を無視してしまうと、あとからひどく後悔してしまいます。
怒鳴りつけることをやめ、静かに子供が居ないかのように振る舞ってしまう。
ママの冷静過ぎる態度に子供も異変を感じて、ご機嫌とりをしたり話しかけてくるけれど、返事をすることすらできない。
何がここまで子供のことを拒否させるのか。
自分には、母性が足りないのか。
こんなことをしてしまっては、子供に悪影響が出るのではないのか?
このような経験は子育てをしたことのあるママなら、みんなしたことあると言っても過言ではありません。
もちろん、褒められたことではありませんし、しても良いことではありません。
ですが、人間だもの。
ママとして、いつでも笑みをたたえながら、子供に接するなんてこと、できないときだってあります。
子供に冷たい態度を取ってしまうことだって、あるでしょう。
いわゆる『良い母親』『よいママ』ってなんなのでしょうか?
世間一般に言われるよいイメージの母親ではなく、自分の子供にとって必要とされるママであればよいのではないのでしょうか?
子供を無視するのはネグレクト。子供を無視し続けることは、虐待です。
でも、自分の気持がコントロールできずに、子供に対して冷たい態度を取ってしまっても、そのあと子供を抱きしめて『ママ、さっきはイライラしちゃってごめんね』と、子供をギュッと抱きしめて謝ることができれば、それでいいのです。
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この記事の目次
子供を無視するのは精神的虐待行為です。子供に与える影響とは
父親、母親として良い両親でありたい。
そう思っていても自分がムシャクシャしていて、中々子供に適切な態度をとれなくて、悩んでいる人も多いです。
自分の気持ちとは裏腹に、子供を無視してしまった。
そんな時、子供にどんな影響があるのかについてみていきたいと思います。
短期的なら問題ないのかもしれませんが、長期的に子供を無視するのであれば、それは精神的虐待に値します。子供は親に無視をされることで、「愛されていない」感じると思います。また、お父さんやお母さんの機嫌を損ねるような、何かを自分でやってしまったのかと責任を感じることもあります。
親から無視を受けると、子供も同じことを将来、親になった時にする傾向もあります。親として子供を無視するのではなく、愛を与え続ける必要が出てきます。その愛が次世代にも受け継がれてくるのですから。
子供を長期的に無視する。子供が感じること、心に与える影響とは
子供を長期的に無視することは精神的虐待であることがわかり、同じことを子供が将来大人になったらするかもしれない、そんな悪循環に置かれていることもわかりました。
先程も少し触れてきましたが、子供を長期的に無視すると、子供としては何か自分に悪い点があったのではないか?と自分を責め続けます。そして両親からの愛がない、愛が欠乏している状態なので、同じことを自分が親になったらしてしまう、そんな悪い連鎖が始まってしまいます。
寂しい許して欲しい。そんな思いが子供の心には生まれてきます。けれどそれでも無視をし続けるのが、親の現状といいますか。
両親はしつけのつもりでも子供にはわからない
しつけというのであれば、子供が反省をしたらやめるべきなのです。反省しているにも関わらず親が無視をし続けるのであれば、問題は親にあります。
自分が本当は子供に対してどのような態度を取るべきなのか、見直してみたらいかがでしょうか。
どうして子供を無視してしまうのか?あなたの心に影響は?
子育てをしていて、子供を無視してしまう状態に陥ってしまいます。そのような環境に陥ると、子供には否定的な影響を与えてしまうことをみてきました。
子供を無視し続けたり不適切なしつけをしてしまう時、親はどんな心境なのでしょうか。
一つの考え方ですが、そのように子供に向かって「無視」をしてしまう親の心には、ゆとりがないように感じます。
心にゆとりがないから子供に対してもゆとりがなく、適切なしつけができない。
その為親にとってもストレスを解消する方法であったり、悩みを相談できる場所が必要になってくると思います。地域に子育てについて相談できる機関があるのなら、利用してみるのも良いと思います。
また第三者(世の中の視線)も気にしてしまうのではないでしょうか。第三者の視線を気にしてしまうので、その分適切なしつけをできないという可能性もあります。
世間が言う「良い両親」ではなく、子供にとって良い両親に慣れるよう、気をつけたら良いと思います。
子供にとってはあなたは唯一の親ですから、その事を肝に命じて、正しいしつけをしていきましょう。
子供を無視するのは、子供に嫉妬していることが原因
子供への不適切な教育として捉えがちな「無視」ですが、それは子供に嫉妬していることが原因である場合もあるようです。
特に同性の子供によく見られることかもしれませんが、母親は子供に嫉妬することもあるかと思います。
話あいが出来ないほどの小さな頃は全て自分がコントロールを保つことができても、子供も話せるようになったり、自分の事は自分でできるようになったら、親として少し嫉妬してくると思います。
親の方ができていなかったり子供の方に知恵がつくなど、今までの関係性が変わると、親として子供に嫉妬することがあります。その嫉妬の形が「無視」になってしまうのだと思います。
もう少しゆとりをもって、子供に対して「ライバル」になるのではなく、あくまでも「親子」であること、その関係を十分に生かしていくべきだと思います。
親子関係も時には難しいと思いますが、ライバルにはならずに親として接していきましょう。
子供の要求をすべて聞き入れることができないのは無視ではない
「無視」と聞いて両親の中では、「え、これも無視?」「子供の話しをしっかり聞いていないのも無視?」少し不安になることもあると思います。実際、子供の数が多い人もいますし、子供の話しを全部聞いていないからといって、世の中がいう「虐待」にはなりませんし、子供への「無視」にはなりません。
ご両親の中でも子育てだけではなく、少し自由な時間を欲しいと感じている人もいて、自分だけの時間として外出したりしている方もいると思います。
両親にも息抜きが必要ですので、「子育てしなきゃ!子供の話しをしっかり聞かなきゃ!」シビアに考える必要はありません。また、「子供が言っていることをしっかり聞いているつもりですが、実際は違うのかしら」不安に感じている人もいると思いますが、完璧に子供の話しを聞くことができる両親はいません。安心して下さい。
子供が「寂しい」感じている場合は注意が必要
結局の所、子供の心に十分な愛があるかどうかが鍵になってきますから。
子供に十分な愛を与えることができるように、親にも心にゆとりが必要になってきます。自分の中に十分な愛があるのか子供にその愛が伝わっているのか、そんな点が重要視されているのだと思います。
子供に無視をするのは、不適切なしつけ。愛を持って接しましょう
テレビでも様々なニュースがある中、親から子供への虐待であったり、親が子供に無視を続けるので、子供の心に否定的な傷を残してしまうことを上記の記事でわかったと思います。
幼い頃から親から十分な愛情をもらっていないと、その子供も成長をすると、自分が親になった時に、同じ事をしてしまいます。ですので結局の所、悪循環が発生してしまいます。そうではなく、今からでもその悪循環の流れのようなものを断ち切って、次世代にも良い影響を与えることができるようになれば良いと思います。
自分が子供に対して適切な態度を接してあげられない。そう悩んでいるのなら何が原因でそのような形になっているのか、分析をしてみましょう。もし心に余裕がないことが原因なら、外出するなどして、気分転換をしてみましょう。