旅館のキャンセル料を無視したら?上手にキャンセルするには
2018.6.29
旅館やホテルを予約していたけど、やむを得なくキャンセルしなければいけないときってありますよね。
でも、予約していた旅館やホテルをキャンセルするとキャンセル料が発生してしまいます。
では、このキャンセル料とはいつから発生するのか?また無視したらどうなるのでしょう?
そこで、旅館のキャンセルについて、無視したら場合や上手にキャンセルする方法などについてまとめてみました。
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この記事の目次
旅館のキャンセル料とは?いつから発生?無視できない?
ホテルや旅館の宿泊予約をすると、宿泊施設と予約者の間に契約が発生します。宿泊予約をキャンセルするということは、契約破棄に値しますのでキャンセル料が発生する場合もあります。
キャンセル料がいつから発生するのかは、宿泊施設によって違います。予約をした時点からキャンセル料が発生する場合もありますし、当日連絡なしのキャンセルのみキャンセル料が発生するとしている宿泊施設もあります。
一般的には、1週間前か2週間前のキャンセル分からキャンセル料が発生するようになり、1週間前で宿泊料金の30~50%、3日前で50~70%、当日キャンセルが100%と設定している宿泊施設が多いですが、繁忙期や団体などはもっと前からキャンセル料が発生するケースもあります。
予約時にキャンセル料が発生する条件を確認
キャンセルした日が宿泊予定日の何日前かによってキャンセル料の割合も代わりますので、確認しましょう。
宿泊施設は予約が入ると、その分の客室や人員、食材などを確保します。宿泊施設では予約が入った時点から動き出していると思ってください。特に、宿泊予定日の直前にキャンセルされるとその分の損失が出ることになります。
宿泊施設側の事情も踏まえて、キャンセルしなければいけない事情が出来た場合にはすぐに連絡するようにしましょう。
旅館のキャンセル料を無視したら?理由があるなら相談を!
キャンセル料が発生する時期になってから予約をキャンセルすると、キャンセル料を請求されるでしょう。
キャンセルの理由がやむを得ない事情なら、宿泊施設に相談してみることをおすすめします。例えば交通機関がストップして宿にたどり着けない、インフルエンザになってしまったなどの事情を話せば、事情を考慮して請求されないケースもあります。
なお、キャンセル料が支払われない場合、宿泊施設が執拗に請求したり裁判を起こすことはあまりありませんので、請求を無視する人も多いのは事実です。払わなくても逃げられるのならと踏み倒す人もいるでしょう。
キャンセル料の請求を無視した場合、今回のキャンセル料の請求は逃れられるかもしれません。しかし、踏み倒す場合は、その宿泊施設を二度と使えないと思ってください。もしも、系列の宿泊施設がある場合は、同じ系列の宿泊施設も利用できない覚悟をしましょう。
キャンセル料を踏み倒していることは、データとして残っている事が考えられます。同じ系列の宿泊施設にも共有されていれば予約できたとしても、次回の宿泊代金と合わせて請求されることも覚悟しておきましょう。
旅館のキャンセル料を無視したらどうなりますか?
当ホテルでは、直前のキャンセルでもご事情をお話しいただければ、キャンセル料の請求は基本的には行っておりません。当ホテルで実際にキャンセル料を請求したのは、長期間の宿泊予約があったのに連絡なしでキャンセルされたお客様と、一般客のふりをして団体の予約をした後に値下げ交渉などを行ってきたのに結局キャンセルになったときくらいです。
それ以外の一般的なキャンセルに対しては、当ホテルではキャンセル料の請求はしていません。キャンセル料を請求しても回収率が低く、そもそも住所や名前を偽っているお客様も多く、請求書を発送したり請求の手間を考えると無駄になってしまうことの方が多いからです。
キャンセルの経緯やケースによると思いますが、ほとんどの宿泊施設では一般客相手ならキャンセル料を請求しても数回までで、訴えるところまで行う宿泊施設はほぼないでしょう。
ただし、キャンセル料の未払いは予約のデータと共に残りますので、次回の予約をお断りすることもあります。予約サイトのリストに載って、使えなくなってしまう可能性もあるでしょう。偽名を使って予約する場合は、旅館業法の違法になるので罰せられる可能性もあると知っておいてください。
キャンセルせざるを得ないときはどうする?
キャンセル料発生期間前のキャンセル
キャンセル料が発生する期間より前にキャンセルしたい場合は、キャンセルの連絡をするだけです。予約サイトで予約をした場合は、予約サイトでキャンセルの手続きを行うだけです。宿泊施設に直接予約をした場合やキャンセルや変更するときは宿泊施設に直接言うようになっている場合は、直接連絡しましょう。
キャンセル料発生期間のキャンセル
キャンセルする場合、宿泊予定日の何日前かによってキャンセル料が変わりますので、キャンセルすることが決まり次第すぐに連絡しましょう。キャンセルする事情によっては請求されないこともあるので、ダメもとで話してみるのもいいかもしれません。しかし、請求された場合はちゃんと支払いをしましょう。
ただし、事前にクレジットカード決済を済ませている場合には注意が必要です。予約サイトで予約をした場合、あらかじめオンラインでクレジットカード決済の手続きをしているケースも増えています。その場合は、事情にかかわらず規定のキャンセル料が請求されてしまいます。どうしてもキャンセル料を請求されたくない場合は、宿泊施設に交渉してみるしかありません。
キャンセル料を請求しないのはいいのか?ホテルの実情
宿泊施設ではキャンセルポリシーといって宿泊予約は宿泊予定日の何日前のキャンセルからキャンセル料が発生するか定めています。しかし、実際は定めがあってもキャンセル料を請求しないケースも多いです。
ホテル側もお客様商売ですし、対応するのは人対人なので、お客様の事情によっては請求しにくい場合や無理に請求をしてホテルの評判を落としてしまっても困る、お客様にとって都合の良い対応をした方がまた利用してもらえると考えられます。請求にかかる手間や労力と回収率が割に合わないのも一因でしょう。
そのため、キャンセルポリシーが定めてあっても、キャンセル料を請求しない宿泊施設も多いのですが、これがホテル業界では問題視されています。最近ではネットで簡単に宿泊予約ができるようになり、気軽にキャンセルする人も増えてきています。ホテルによっては事情があっても定めの通りに行う場合もあり、ホテル業界ではキャンセル料の請求や収受に努めるという機運が高まってきています。