結婚しても子供は欲しくないと考える夫婦が増えている理由
2018.5.29
結婚しても子供は欲しくないと考える夫婦もいます。
しかし、周りからみると「どうして!?」とか「一人くらいは産んだほうがいいよ」などと言われることも多いと思います。
もちろん、子供を産む産まないは、それぞれの夫婦の考え方です。
どちらが正解というものでもありません。
子供が欲しくないと考える理由を、女性目線、男性目線からご紹介します。
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この記事の目次
結婚しても子供が欲しくないという女性の本音は?
昔は結婚すると女性は結婚したら子供を生み、子育てや家事を中心にするということが定番化していましたが最近では女性もバリバリ働くキャリアウーマンが増えています。
子供に対しての価値観なども人によって大きな差がでてきているように感じます。
様々な考えから「結婚=子供」という考えは減ってきているのではないでしょうか。
女性が子供をほしくないという大きな理由
- 仕事にたいする志が高い
- 両親の不仲をみてきて、子供にも同じような思いをさせたくない
- 親から虐待を受け育ったので、自分もそうなるのではないかという不安
- 子供好きと思っていたが、兄弟や友達の子供を見てて違うと思った
- 自分の時間が減る
- 子供を持っても基本的な育児は自分で重荷になる
- 出産がこわい
など様々です。
夢見がちな結婚ですが、女性たちの中には色々と葛藤があるのではないでしょうか。
仕事をしながら、育児と家庭の両立もハードルが高いというのも意見の一つにあるでしょう。
女性の社会的地位や、環境も影響していることが多いようです。
実際に子供を生んだ人ですら出産はこわいですし果てしない痛みが伴いますので子供を生みたくない理由にあげられるのはわかりますが、それだけの喜びや幸せもありますよ。
結婚しても子供が欲しくないと考える男性の理由
男性が子供を欲しくないという大きな理由
- 現実的にみて、家庭を持つ経済力がない
- 夫婦二人の時間を楽しみたい
- 子育ての自信がない
- 自分を拘束されたくない
- 投資したい
- 生活スタイルを左右されたくない
現代は「共働きの時代」といわれるように、専業主婦のかたは昔ほど多くはありませんがそれでも一家の大黒柱として、収入面に対して男性のプレッシャーは大きいのではないでしょうか。
男性にとって育児も女性以上に未知の世界なのではないでしょうか。
女性に比べ自分の生き方を考えた上での理由の決断も大きいようです。
結婚しても子供が欲しくないと考える夫婦は増加している
「若者の結婚観・子育て観などに関する調査」によると、2008年に行った調査から7年で結婚したい、子供が欲しいとが考える若者の割合が低下していることがわかった。
結婚について前向きに考えてる人が前回より減少し、結婚に否定的な考えの人の割合が約1,8倍に増加していた。
結婚に否定的な考えの男性の割合が前回と比べ2割近くにまでなっている。
実際にも結婚件数は減っているようです。
最近では、早婚、晩婚に関わらず、夫婦の時間を楽しみたい、共働きでバリバリ働きたいという意見もおおいようです。
子供は欲しくないと考えるのは日本だけではない
「子供を望まない女性たち」という記事で、フランスでは世代ごとの10%の女性は子供を持たないと記載しています。
フランスの国立統計経済研究所によると、フランスでは30代の37%の女性が子供を持たないとしています。
フランス人30歳女性はこう語っています。
今のパートナーを見て子供が欲しくないという選択肢は間違っていない。
好きな時に自分の好きなことができ、私生活を子供に左右されることがない。
子供がいると疲れるし、夫婦間の喧嘩も絶えない。
この女性のように子供を欲しくない女性が増加している反面で、30代の女性は平均2人は子供を生んでいます。
子供を望まない女性たちはその理由は様々ですが、そもそもの理由は「子供が欲しいという欲求がない」ということが大きくあげられます。
結婚したら子供が欲しいと思う夫婦の意見は?
大きな理由としてあげられる意見です。
- 子供を通じて成長でき、家族の絆が深まる
- 好きな子供を授かりたい
- にぎやかな明るい家庭を持ちたい
子供が0歳のように、親も親になって同じく0歳です。
わからないことや育児に悩むことは山ほどありますが、その分子供から喜びや幸せをもらえます。
最初から気を張るのではなく、子供と一緒に成長していけば良いのです。
実際に、夫婦間が原因の喧嘩ではなく、子供に対しての価値観の違いで喧嘩をする夫婦も多くいるでしょう。
自分の意見を相手に一方的におしつけるのではなく、相手の意見にも耳をかたむけましょう。
そうすることにより、夫婦や家庭の絆もより深まり幸せを感じられるでしょう。
自分が育ってきた環境が明るかった、兄弟がたくさんいてにぎやかだったから自分も同じような家庭をつくりたいという意見もあります。
男女に関係なく「親になるには」と考えが常にあります。
子供の模範になるような行動をすべきと考えると確かにハードルが高く、だったら自分の人生好きなように生きようと思う人も少なくありませんね。
子供を持たないという選択が多くなってきていますが、まだそれに対して世の中は「わがままだ」「どうして?」といったような意見が多いようです。
子供を持つ持たないは夫婦それぞれの価値観や意見がありますので、「結婚=子供」という印象は今後も減ってくるでしょう。