世の中の情報を再調査

SOCIAL MEDIA

世の中の情報を再調査│RealWorldReserch

江戸時代の出産や初婚年齢、お産事情について調べてみた!

2018.4.8

江戸時代の女性は「子だくさん」なイメージがありますよね。

江戸時代女性の平均出産年齢を見てみると、今では考えられないくらい若い年齢で出産を経験していることがわかりました。

また、農村部は初婚も出産する年齢も特に早いことがわかり、早い人で13歳で嫁ぐ女性もいたようです。

江戸時代の出産や初婚年齢、お産事情について調べてみました。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

車の座席についたシミ取りをする方法を紹介します

天気がいい日は家族みんなで車でドライブする機会が増えると、車内で飲食することがありますよね。 ...

部屋が暑いときの対策とは?オススメ換気扇の活用法

部屋が暑いときに涼しくするためには、できればクーラーなどを使わずに経済的に済ませたいですよね。 ...

洗面所のドアを開けっ放しにするメリット・デメリット

洗面所や浴室のドアを開けっ放しにしていますか?意外と意見は分かれ、それぞれのご家庭のルールがあるよう...

雨の日に電車が混雑するのはなぜ?その理由と対処方法

雨の日に電車が混雑するのはどうして?電車が混むのは、毎日だけれど雨だとさらに混んでいるような? ...

チケットを電話購入する時の裏技!こうすれば電話が繋がりやすい

好きなアーティストのライブチケットを電話で購入する時、何度電話しても回線が混雑していてなかなかつなが...

鼻の角栓は綿棒1本あればきれいに掃除できる?その方法とは

鼻に白く浮かび上がる角栓を鏡で見るたびに、綺麗さっぱりに掃除したくなりますよね。 ピーリングや...

ペットボトルを凍らせると除湿ができる?ペットボトル活用法

暖かくなってくると気になるのが部屋の湿度ですよね。 ムシムシする暑さをどうにかしたいときに、お...

湿度の平均はどのくらい?快適な部屋の湿度について

高気密高断熱の住宅が増えて、室内温度を快適に保ちやすくなりました。しかし室内が乾燥してしまうこともあ...

はちみつ石鹸を手作り。色々な作り方とはちみつ石鹸について

石鹸を手作りしてみませんか。はちみつを入れたはちみつ石鹸の作り方を紹介します。 まずはベーシッ...

声を高くする方法とは?声を高くする方法を紹介します

声を高くするにはどんな練習をしたらいいのでしょうか?それとも、声の高さは変えられない? 声を高く...

肩こりの原因は姿勢にあり!デスクワークの人でも改善可能!

デスクワークの人に多い肩こり・・・。その原因として一番にあげられているのは「姿勢」です。しかし、長時...

サテン生地とは?サテン生地の特徴や扱い方を紹介します

サテン生地とはどんな生地なのでしょうか?幼稚園の劇で縫うことになったサテン生地…なんだかツルツルして...

夕日が綺麗に見えるための条件とは?必要なのは●●●!

綺麗な夕日を見ると、なんだか心が洗われた気分になって「よ~し!明日も頑張ろう!」と思えますよね。 ...

ガラス瓶の蓋が取れない!蓋を取る方法やコツを紹介します!

ガラス瓶の蓋が取れない・・・ ガラスの醤油さしの蓋が取れなくなったなんて経験はありませんか?こんな...

菜の花の栽培時期は?種まきの時期と栽培環境・収穫時期を解説

菜の花を栽培しようと思っている人の中には、種まきをする時期は一体いつが最適なのかわからない人もいます...

スポンサーリンク

江戸時代の平均出産年齢は?

少子化が問題となっている今、2014年の調査では、女性1人が生涯出産する子供の人数は1.42人となっています。
それに対し江戸時代は、地域差はあれど平均4~5人だったそうです。今の4倍以上です。

江戸時代の初婚年齢は20歳前後だったようで、出産年齢も20代前半と早く、そこから十数年出産を続けてるため、高齢出産になる女性も多かったようです。

子供をたくさん産む理由の一つに、乳児死亡率の高さがあります。医療がまだ発達していなかったため、乳幼児期の死亡率が非常に高かったのです。

生後1年までの死亡率が高く、4人産んでも1人無事に成長するかどうかという時代だったのです。

特に農村部は深刻だったため、初婚年齢も出産年齢も早くなり、それに伴って出産平均人数も多くなったというわけです。

一家繁栄に繋がる出産はとても重要だったため、3年たっても子供が生まれなければ離婚とされた時代でもありました。今では考えられませんね。

江戸時代の農村部は初婚も出産する年齢も早い!

江戸時代はとても初婚年齢が低く、女性はなんと14~15歳くらい、男性でも17~18歳前後で結婚していたそうです。

平均寿命も今と違って短く、50~60歳前後だったのも影響してか、早い段階で結婚して子供を産み育てるのが当然の感覚だったのかもしれません。
農村部ではもっと早く、早い女性で13歳で嫁ぐことも珍しくなかったようです。

貧しい農村部では、子供が成人するまで無事に育てるだけでも一苦労でした。そのため、できるだけ多く子供を産んでおきたいという思いが強かったのかもしれません。

子孫繁栄が色濃い時代であっても、やはり不妊症で悩むこともあったようです。

現在のように医療が発達しているわけでもないので、昔は女性側だけが一方的に原因があると考えられていました。

今以上に子供ができない女性の悩みは深刻だったと推測できます。子供ができないために、泣く泣く離縁されて出戻りするケースも多かったようです。

ただ、江戸時代の初婚年齢は男女ともに低いため、3年夫婦生活を続けて子供に恵まれなければ、すぐに次の相手へと移ることも理解されていたようです。

江戸時代は年齢が早いうちに結婚して出産したため子供が多かった

江戸時代は結婚年齢が低く、若いうちに出産してから十数年間出産を繰り返すことが普通でした。
必然的に子供が増えていくのは当然のことですし、高齢になっても出産していました。

上記でも説明しましたが、乳児死亡率が高いのが一番の理由です。
現代と違って1歳を無事に迎えることが奇跡で、なんと8割ほどしかいなかったようです。ほとんどの子供が、1歳を迎えずして残念ながら亡くなってしまうのです。

そういった時代背景が影響して、江戸時代は年齢が早いうちに結婚して出産するのが当たり前になったのです。

今は子供をあえて作らないといった夫婦もたくさんいます。パートナーとして対等な立場で生活し、夫婦別姓という選択をしているカップルもたくさんいます。

しかし江戸時代では、子孫を残すというのが第一目的だった時代です。子供を産まない女性は必要ないとされていたのです。
一家繁栄のためにも、子供を身ごもることが必要不可欠だったのです。

当時は産婦人科のようなものもなかったので、妊婦健診などはないものの、妊娠中の心得を書いた手引書や胎教にいいものを探し、様々な方法を試して出産に挑んだと言われています。

江戸時代はどんな方法で出産していたの?

「血」は古くから汚れたものと考えられていました。
よって江戸時代では、出産時の出血も不浄なものと考えられていたのです。

出産をする時は、家ではなく外に設けられた「産屋」で産んでいたのです。
地方都市などでは街に共同で使える産屋があり、陣痛が始まったら女性はみんなそこへ移動して出産する時を待ったと言われています。

都会の場合は、屋敷内の母屋から離れた場所に産屋が設けられることもあったそうです。
そういった習慣は徐々に薄れ、外ではなく母屋の中に産室を設けていくようになります。
今は男性が立ち合い出産をすることも珍しくありませんが、昔は男性が立ち会うことはありませんでした。

産婆が取り仕切る中、周りの女性達が力を合わせてお産の手伝いをしていたのです。

江戸時代は座って出産することが一般的で、天井からぶら下がった縄に掴んで座りいきんで出産していました。
出産後もすぐに横になることなく、数日間座ったまま過ごしたともいわれています。今では考えられないお産ですよね。

江戸時代前の初婚年齢は?

江戸時代前の初婚年齢についても気になるところ。

まず平安時代ですが、男性で17~20歳ぐらい、女性だと13~15歳で初婚を迎えるなど、やはり早婚だったようです。
今でいう中高生くらいの年齢で結婚前提の恋愛をしていた計算になります。そう考えるとかなり早いですよね。

この初婚年齢は、後の鎌倉・室町・安土桃山時代へと続いています。

ちなみに織田信長の初婚は満14歳、妻の濃姫は10歳~15歳。豊臣秀吉は25歳で妻おねが13歳の時に結婚したそう。かなり早婚ですよね。

武田信玄は12歳で結婚したそうですが、政略結婚ということもあり、結婚後すぐに子供をつくるわけではなかったようです。

これらは貴族や武将だけの記録ですので、庶民が実際にいくつで結婚したかは定かではありません。
ただ江戸時代と同じく平均寿命は短かったため、同じくらいで結婚し子供を設けただろうと推測はできます。

 - 生活を便利にするアイデア