ポスターの書き方【高学年】とは?描き方のコツやポイント
2018.12.7
高学年はポスターを描くときにはどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?
低学年の頃は好きに描かせていたポスターですが、高学年ともなると自由に描かせるのはどうなのか少し考えてしまいますよね。自由に描かせながらもちょっとした部分を意識することでまとまりのあるポスターに仕上げることができますよ。
高学年のポスターの書き方のコツやポイントを紹介します。
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この記事の目次
高学年はココを意識しましょう!ポスターの書き方
「高学年はココを意識しましょう!」ポスターの書き方をご紹介します。
まず、高学年と低学年の違う所はなんといっても「技術力」です。
低学年よりもデッサンやレタリングもレベルの高いものが出来ますので、それを活かしたポスター作りをしましょう。
おおまかな流れとしましては、最初は構図を決めることから初めましょう。
頭では上手く思い描け無いという時は、ぬいぐるみや人形を紙の上に置いて、ポスターの中の人間やキャラクターの位置や、筆箱などをおいて、文字の位置を決めましょう。
おおよその位置が決まったら、鉛筆で軽くものの位置を丸や四角などで書きそれを目安にします。
そこから具体的に下書きを初めていきます。
下書きが終わったら、ペン入れで線をはっきりさせるか、鉛筆の線のままで絵の具やカラーペンで色塗りもOKです。
そして色塗りが終わったら完成です。
高学年のポスターの書き方で大切なのはまず調べること
高学年のポスターの書き方で大切なのはまず調べることです。
例えば交通安全のポスターを作る時に、車や人間、それから自転車を描くと思います。
その時に、実際に車や自転車を見たり、誰かにポスターに描きたい人物のポーズをしてもらうとよりリアルで精密な絵が描けます。
特に自転車は形状が難しいですが、イラストも参考にすると、どうのように描くと自転車らしくなるかがわかりますので、是非参考にしてください。
また、環境についてのポスターを作成する時は、地域の上下水道の施設について調べたり、ごみ問題やごみ処理施設、他にも世界規模での環境問題についても調べてみると、選ぶ言葉や絵のモチーフの参考になります。
そのように調べてから取り組むと、標語や絵で伝えるメッセージの内容がより深いものになります。
高学年のポスターの書き方で意識したいこと
高学年のポスターの書き方で意識したいことは、このようなものがあります。
高学年のポスターなら標語は短く
ポスターで伝えたい言葉は短くすることが重要です。
言いたいことがたくさんあるからと言って、長い文章にしてしまうと、ひと目では伝わりづらいものになってしまいます。
ポスターの文字は見やすく
良い標語を思いつくことが出来ても、小さい文字で書かれていると、離れた距離で見た人には伝わりません。
文字は大きく、レタリングも読みやすいようなものにしましょう。
イメージで色を決める
色にはさまざまなイメージがあります。
例えば赤系は情熱だったり、暑さや危険をイメージさせるのに向いています。
青系は、冷静さや寒さ、そして静かな雰囲気を出すのに使うと良いでしょう。
黒を主に使うのであれば、暗さや怖さを演出することが出来ます。
そのように、伝えたいメッセージに合わせた色を主に使うようにすると、言葉や絵だけではないイメージを伝えることが出来ます。
一日で仕上げるポスターの書き方
一日で仕上げるポスターの書き方をご紹介します。
流れとしては、標語と構図を決めて、下書きをし、ペン入れをして、色を塗れば完成となりますが、時間がないのですから、ペン入れの工程は省きましょう。
鉛筆の線を必要なものだけ残しておき、それに色を塗るだけでもそれなりの作品には仕上がります。
もし、色を塗り終えてから時間があれば線の場所をペンやマーカーでなぞっても良いのです。
時間を短縮するためには、手を早く動かすことだけではなく、「工程を省く」という選択肢もあるのです。
次に早く描くポイントとしては、「物や人物を細かく書かない」という事です。
といっても、手抜きの絵ではありません。
いわゆるデフォルメで絵を描くのです。
デフォルメでの絵の描き方がわからない時は、ネットや本のイラストを参考にしましょう。
細かく描くと、それだけ時間がかかってしまいます。
写真のような精密な絵を描きたいという方もいるかも知れませんが、早さの方が優先される時は、なるべく早く描ける方法を選択しましょう。
高学年のポスターは正確性も出しましょう
高学年のポスターは正確性も出しましょう。
例えば、棚や文房具のような無機物を描く時に、直線や綺麗なマルで描いたほうがより綺麗な仕上がりになりますよね。
そういった直線や円を描く時に、定規やコンパスを使ってみましょう。
ただ、コンパスは紙に穴が開きますので、コンパスの代わりにコップを使ってマルを描いたり、針を置く位置に薄い板を置くと綺麗なマルを描くことが出来ます。
また、定規には雲形定規という物もあり、それを使うとコンパスや直線定規では描けない曲線を描くことが出来ます。
また、色を塗るときも、一色だけで塗るのではなく、影や光の表現も入れることで、写実性が高まります。
実際に描く物を観察して、「どの位置に影が出来るか」、「どの辺りに光が当たるか」ということも確かめながら描くと、より正確な絵が完成します。