世の中の情報を再調査

SOCIAL MEDIA

世の中の情報を再調査│RealWorldReserch

定年後に再就職。厳しい現実を受け入れることができない問題とは

2018.6.24

定年後の再就職問題。
現実は厳しい。
では、どのように厳しいのかを具体的に想像することはできますか?

企業からすると、定年後も残って欲しい人材はわずかだとか…。

年金の支給開始年齢が引き上げられていること、年金だけでは暮らすことができないこと。
シニア世代の厳しい現実は、見聞きするよりも過酷だと言うことを知っておくべきです。

誰にでも「その時」は必ずやってきます。

必ずやってくるその時に備えて、今から心の準備をしておきましょう。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

児童養護施設で実習する時の抱負は?実習に行くときに大切なこと

児童養護施設で実習をする時、しっかりと目標や抱負を持って実習に参加することが大切です。 児童養...

幼稚園と保育園で就職に迷ったら!2つの職場の違いを調査

幼稚園と保育園、どちらも小学校に入る前の小さな子供を保育するするお仕事ですが、就職するなら、どちらが...

個人面接の質問【高校受験対策】印象に残る答え方のポイントとは

高校受験の個人面接ではどのような質問をされるのか、事前にリサーチして準備しておくのも対策のひとつです...

半休を取る際の理由は?午前半休や有給取得する際の心得

午前半休を取りたい場合というのは、どのような理由を言えば良いのでしょうか? 私用の場合にはなか...

臨床工学技士と看護師の違いは?それぞれの仕事について

臨床工学技士と看護師はどちらも病院で働くスタッフです。しかし同じ職場で働いているけど、どんな違いがあ...

アルバイトの面接の服装は?高校生は制服で行こう!

アルバイトの面接を受けに行く場合、高校生の服装は制服か私服かどちらで面接に行くべきか迷いますよね。 ...

面接をスーツの上着なしで行くのは失礼?夏の面接について

面接でスーツを着るときには、必ずジャケットが必要?クールビズや夏の面接は上着なしのほうがいいのでしょ...

巫女さんバイトはどんな志望動機がベスト?巫女さんの条件

装束を着ている巫女さんに憧れ、出来るならバイトをしてみたい!という方もいるのでは?応募方法は神社によ...

お化け屋敷の仕掛けで廃病院をイメージする際の演出ポイント

文化祭の出し物の定番「お化け屋敷」。 廃病院をイメージし恐怖を味合わせるためには様々な仕掛けが必要...

旦那が転職で給料下がる、転職の心構えと妻のできること

旦那さんから「転職したい」と言われたら、あなたはどうしますか? 多くの奥様は、すぐには賛成でき...

休む連絡をメールで入れる時の例文とマナーについて

休む時の連絡をメールで行う場合の、例文やマナーについてご紹介いたします。 今の時代、電話で欠勤...

大学に行かない人の理由!大学に行かないという生き方もある

高校を卒業した後、大学に行かないという人もいます。大学に進学する人の中には、どうして進学をしないのか...

税務署で働きたい!パート面接をクリアするための方法

確定申告の時期の短期のパートは主婦に人気の仕事です。未経験でも大丈夫と書かれていますが、どのような仕...

【就活生必見】特技の書道をアピールする際のポイント

就活の時に趣味や特技の欄になんて書いていいのか、迷ってしまった経験ありませんか? いろいろな特...

試験に落ちた。そんな時の知り合いへの報告方法について

試験に落ちた報告を、会社や上司、同僚や家族にするのって、ものすごく…プライドが傷つきますよね? ...

スポンサーリンク

定年後の再就職。厳しい現実と、見合わない収入

定年後の再就職について考えたことありますか?どうにかなると呑気に構えていると、後々後悔することになります。

近所のスーパーに再就職した男性もそうでした。

一般企業の営業職を定年まで勤めた後スーパーに再就職したのですが、同僚は日本語もカタコトの外国人ばかり。
新人で作業に慣れない間、毎日叱られているといいます。
1つの失敗をずっと責め立てられる毎日。今まで何十年と懸命に定年まで働いてきたのに、どうして今こんな状態になってしまったのか・・・と虚しい気持ちがこみ上げてくるといいます。

定年後余裕のある生活を送れるのはほんの一部の人たちだけです。
退職金や年金を十分に受け取られる人はほとんどいないのです。

老後の生活のため、働けるうちは働き続けるしかないのが実情なのです。

会社によっては65歳まで働ける場合もありますが、その先は仕事を探す必要がでてくるわけです。

ストレスを溜めながら一生懸命定年後働いても、貰える給料は微々たるものです。それが現実なのです。

定年後の再就職。甘くない現実を知っておく。

会社が定年を定める場合、多くの企業は60歳を定年としています。

ですが、60歳になった社員を一律で退職させられるわけではなく、定年年齢を65歳未満に定めている企業もあるのです。
その場合は、65歳になるまである措置を取る必要がでてくるわけです。

その必要な措置とは、

  • 65歳まで定年を引き上げる
  • 65歳までの継続雇用制度を導入する
  • 定年そのものを廃止する
    というものです。

継続雇用制度は、本人の希望により定年後も引き続き採用するという制度です。
この制度を導入している企業は、全体の約8割にも上るそうです。
以前は労使協定の定めた基準によって雇用者を限定していましたが、今は原則として希望者全員を対象することになっています。

ちなみにどうして65歳までとなっているのか疑問に思いませんか?
それは、老齢厚生年金の受給開始年齢の引き上げた関係しています。
年金がもらえるのは65歳からなので、それまで雇用を確保しよと義務付けられたのです。
ただ、今は70歳超に先送りできる制度の検討も進んでいるため、今後は70歳まで働くことを視野に入れたほうがいいかもしれません。

定年後の再就職。収入よりも、仕事そのものがないという現実。

定年後も収入を得るために再就職を検討する方はたくさんいますが、そこで問題となってくるのが仕事そのものがないという現実です。

シルバー人材センターの就業応募に応じて行った仕事が、草刈りといった同じ姿勢での長時間仕事ということもよくあります。
クレーム対応といった仕事を紹介されることも多いと聞きます。

また、給与は県の最低賃金が基準とされるため、もらえる額も相当少ないものです。

給与にあたる配分金は内税で課税され、事務費として更に何%とか天引きされてしまうのです。また、仕事を紹介されなくても年会費を徴収されると言うこともあるようです。

シルバー人材センターといえ、職安と同じく高齢者の仕事を見つけるのはとても難しいのです。

定年後再就職したら年収がいくらになるかが気になる人も多いですが、そもそもが就職先が見つからず、年収以前の問題なのです。
使う側としても退職前の職種が問題となっており、資格をいくらもっていても、経験がなければ重視されないのです。

会社からすると、定年後も残って欲しい人材はほとんどいない。

会社によっては、定年後も残って働いて欲しいという業界もあれば、もいいらないという業種も当然あるわけです。

多くの企業は定年後65歳まで1年ごとに契約更新をする再雇用方式を導入していますが、仕事内容が同じでも、給与が現役時代の半分というのが現実です。

とある会社の人事担当者は、60歳を過ぎても使える社員は極わずかだと断言しています。
定年を迎えた社員は発想が古く、技術の進歩に追いつけないというのです。辞めてもらったほうが助かるとまでいうのです。

ちなみに使えない社員は、60歳を前に退職奨励される可能性もあります。
そうなると、再雇用はおろか、自主退職を強いられて就職難民になってしまうわけです。
法律で65歳まで雇用が義務化されたとはいえ、安心してはいけないというわけです。

定年後も会社に残って欲しいと思う人材は、やはり特殊なスキルの持ち主よりも、知識や経験の伝承ができる人に限られるようです。
人手不足の建設業や製造業であれば、定年後も残って仕事ができるのかもしれません。

立場が変われば、会社から歓迎されないと知っておこう。

サラリーマンとして定年まで勤め上げた人の多くは、会社で再雇用に応じて働いています。
2013年の法改正により、65歳まで希望すれば再雇用が保証されるようになりました。
再雇用として働く人は多いですが、あまり安易に考えない方がいいという意見もあります。

それは、再雇用は思っている以上に甘くは無いということです。
今までと同じ会社で働くので、働く人の多くは今までと同じモチベーションでいるはず。
気楽なきもちでいると、いずれ「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうことのでてきます。

1つは、再雇用は現役時代の立場がそのまま継続されるわけではないということです。
役職がなくなって、1年後との契約社員となるのが常です。

立場が変わる、これは、特に現役時代に人事権を持っていた人にとっとは戸惑うことでしょう。まず周りに対応の変化に戸惑うはずです。

今まであなたの支持に従っていた部下たちが、手のひらを返したように冷たくすることもあるかもしれません。
自分の立場をわきまえず、今までと同じ態度でいると、きっと冷たい目でみてくることでしょう。

再雇用されたからといって、会社から歓迎されるとは限らないということを覚えておきましょう。

 - 仕事に関わる疑問