就活で第一志望と言えないと落とされる?内定を貰うには
2018.7.7
就活の面接中に「当社は第一志望ですか?」なんて聞かれることがあります。
そんな時、正直な人ほど「第一志望」だとは言えないことがあるでしょう。
しかし、即答できないような学生は落とされてしまうなんていう話も・・・。
また、もし「第一志望」だと答えて内定をもらった場合には、内定辞退をすることは出来るのでしょうか?
気になる情報をまとめてみました!
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この記事の目次
面接官が、この就活生は第一志望じゃないなと思う時とは
面接官は就活生のセリフ1つで「あ、第一志望じゃないな」とわかるそうです。
志望動機を聞いたとき、企業のホームページからとって付けたような受け答えだとそういった印象を抱いてしまうといいます。
「企業大手で自分の可能性を試したい」と聞くと「大手ならどこでもよくてうちじゃなくてもいいのでは」となり、「御社の企業理念に惹かれました」と聞くと「どこでも使っている言葉じゃないか」と感じてしまうわけなのです。
志望動機に正解はありません。
しかし、その企業で働きたいという強い思いがあるのなら、自分なりの言葉で働きたいという思いを伝えることができるはずです。面接を受ける企業を徹底的に調べるはずです。
面接官は、会社説明会に参加したり、企業のHPなどで最低限の自社への知識はあると知っています。
面接で「自社製品の中でこの担当になったら嫌だなという部署や商品はありますか?」といった意地悪な質問にも答えることができないと、弊社のことを知らないんだなと思ってしまうわけです。
就活で第一志望と言えない正直者は、内定を貰えない?
大手から内定が出る人と出ない人、その両者にはどんな違いがあるのか気になるところです。
それは、「御社が第一志望です」と言っているか言っていないかなのです。
当然面接のときに「御社が第一志望です」と言っていない人が不採用となるわけです。
なぜ第一志望だと言わないのか。
彼らは「嘘を付くのは気が引けるし・・・」「第一志望ではないけど、志望度が高いのは事実だから、それを正直に言えばいいと思った」というわけです。
そんなことじゃ一生大手から内定を勝ち取ることは不可能です。馬鹿正直もいいところです。
大手企業は「第一志望です」という就活生にしか内定を出しません。
いいですか?大手企業に入りたい人は五万といるのです。
星の数ほどいる就活生の中から勝ち残るためには「隣のやつよりも自分を採用すべきだ」というアピールをしなければならないのです。
ESを通過して1次選考、2次選考と通り抜けてきた猛者たちが優秀でないはずがありません。そんな状況下で「第一志望は他にあります」とでも言ったらどうなりますか?「じゃそっちへどうぞ」となるに決まってます。
就活で第一志望か聞かれた時に、即答できないのはアウトです!
面接で「第一志望ですか?」と聞かれて口ごもったらもう「アウト」です。
「第一志望ですか?」の質問には、即座に「第一志望です」と答えるべきです。
企業はどんな人材を求めているか。
それは、能力がある人はもちろん、何よりも求めているのは「会社への入社意欲や熱意がある人」なのです。
企業が採用において重視するのは、人柄や企業への熱意なのです。
ある程度絞り込まれた学生に能力の差はほとんどありません。
その中からどんな人材を選ぶのか、そこで重要なポイントになるのが「入社意欲」になるわけです。
あなたがもし面接官ならどうでしょうか?
「ぜひ御社に入りたいです」という就活生と「第一志望の会社に落ちたら御社に行きます」という就活生、どちらを採用したいかはもう言うまでもないのでは。
内定が欲しいのであれば「第一志望です」の一択しかないのです。
絶対に「ええと・・・」と言いよどんだり、「第一志望のひとつです」なんて答えてはいけません。志望度を疑われます。絶対に避けましょう。
就活で第一志望と答えた場合は、内定辞退できないの?
第一志望ではない企業に「第一志望です」と答えて、その企業から内定をもらえるとします。
しかし、その後の面接で第一志望の企業から内定を貰ったと分かったら、「第一志望と嘘を言った企業の内定はどうしよう・・・」と不安になってしまいます。
面接で第一志望と答えたら内定を辞退できない、あるいは嘘をついたと企業から責められてしまうのでしょうか。
結論から言えば、内定を辞退しても問題ありません。
面接で嘘をついて第一志望だと答えてしまったとしても、内定を辞退することはできます。不安に思う必要はありません。
面接を受けた時点では第一志望であっても、就活を通して他の企業に第一志望が変わってしまうこともよくあることです。
採用担当者は、就活生がたくさんの企業の面接を受けていることを知っています。面接で第一志望と答えても、その後内定を辞退することもあるとちゃんと理解しているのです。
内定を辞退すると伝えたときに、企業側がその理由を問い詰めてくることもほとんどありません。
万が一「面接で第一志望だと・・・」と聞かれたら「地元に帰らないといけない事情ができた」とでも答えておけばいいのです。
安心して内定辞退を申し出ましょう。
就活で無理して第一志望と答えず、正直な考えを述べるべきという意見も
「第一志望ですか?」と意見を求められたら、当然「第一志望です」と即答すべきです。
ただ、正直にもし自分の考えを述べようとするなら「もちろん御社が第一志望ですが、良い機会なのでいろいろな企業も見ているところです」などと答えるといいでしょう。
間違っても「御社は滑り止めです」「面接の練習として来ただけです」なんて答えてはいけません。
面接時の話の流れで「よその会社に行く予定は?」となることもあります。他社の選考状況を聞いてくるのですが、そんなときは「実は迷っていまして・・・、御社以外にも魅力を感じている企業があります」と具体的に会社をあげるのも方法のひとつです。
実際に就活生の話を聞いた上で、他社の方が良いのでは?と勧められることもあります。その方が彼のためになると考えるからです。
採用担当者はある程度経験を積んでいます。
その担当者が一番恐れること、それは、選考辞退や内定辞退、早期退職といったリスクです。会社の採用の成功=学生本人の幸せにもなると考えているのです。
会社に媚びるより、正直に自分の状況を話したほうが上手くいくこともあるということです。本音で話し合うことを大事としてくれる企業、それが一番なのかもしれません。
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